水草展リーダーの田中です。
いよいよ明日から水草展2017が始まります。

今年は水草の生育状態がとても良いです。
ですので、会場の水槽でクロモの雄花が次々に開花しています。水面に花粉を飛び散らせる瞬間も見られる可能性があります。植物学者でも見たことのある人はごくわずか、貴重な瞬間をぜひ！（クロちゃんはクロモの雄花をモチーフにしています）

世界最小の花、ミジンコウキクサも満開です！

タヌキモの食いっぷりも良好です。

「野生の水草の見つけ方教えます」では、水草が見られる環境を再現して、それぞれの探索・観察のワザを紹介しています。
これは水田。20年以上になる水草観察経験を投入したこだわりの構成になっています。ワークシートを使って、12種の水草を探してみて下さい。

幻の水草ムサシモをはじめ、特に稀少な絶滅危惧種や、今では栽培が禁止されてしまった外来種の特別展示では、日本の水草の危機的な状況を知ることができます。

海の干潟のタッチプールでは、海の水草アマモや、さまざまな海の生き物の感触を楽しんで下さい。

屋外の水草解剖プールでは、水草が水に浮く仕組みを、好きなだけ触って解剖して、観察できます。

もう一つの会場では、日本を代表する水草レイアウターによる、美しすぎる水草水槽を展示します。手前に見えるのは「みんなで植える水草水槽」！みなさんに水草を植えてもらうため、準備万端です。

そして、大人気のコーナー、「自分だけのアクアリウムをつくろう」は今年もあります。好きなガラス容器を購入いただき、ちいさなアクアリウムを作って、持ち帰って頂きます。お部屋のインテリアにも、自由研究にもぴったりです。

（写真は昨年の様子）

まだまだ紹介しきれませんが、水草の魅力を存分に楽しめる内容が盛りだくさんです。ぜひぜひ、お越し下さい。会場でお待ちしております！