水草展2017ブログ
筑波実験植物園

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2017/5/19(金)

水草の森へ

今年から水草展に関わらせて頂いている筑波大学の轡田(くつわだ)です。

暖かくなり田んぼや小川で水草が生き生きし始めていますね。自分はこの季節になると水草を求めてフィールドへ行ってしまいます。

さて、4月の末に水草展2017のメンバーで関東の湧水帯に水草の調査に行ってきました。調査地に着くとそこに広がっていたのは澄んだ水中に生きる水草の世界。自分自身、初めて見る光景で目の前に広がる水草の森に目を奪われました。

例えばこの花は、湧水域を好んで生育する在来種のバイカモです。かわいいです。

その一方で、この絨毯のように美しく広がっているのはイケノミズハコベという外来種です。

実は現在、日本在来の水草は、外来の水草によって様々な影響を受けているようです。

水草展2017では、フィールドで見る水草の美しさとともに、このような状況もお伝えする予定です。