水草展2017ブログ
筑波実験植物園

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2017/7/21(金)

世界最小の花、今年も咲きました!

水草展リーダーの田中です。

水草展では、非公開エリアの栽培圃場の水草も登場させるため、日々、生育状況を確認しています。

この場所、手前から、オゼコウホネ、ストラティオテス・アロイデスが見えます。

そしてその先、

これ何だかわかりますか?
小さく浮いているのはアオウキクサで、その周りに緑色の雲のようにみえるのが、世界最小の種子植物、ミジンコウキクサです。

そして、さらに寄ってみると…

今年も無事に多くの花が咲きました!
何だかよくわからない?
まあ、完全に見えてしまうと楽しみが減ってしまいますので、このくらいで。

水草展では、この世界最小の個体と世界最小の花を顕微鏡でじっくり観察できるコーナーを設けます。この機会に、小型化を極めた植物の神秘をぜひご覧ください。