こんにちは、スタッフの奥村です。
水草展2017では、『保存版！野生の水草探索ガイド』の作成を担当しております。

『野生の水草探索ガイド』にはその名の通り、野外で水草を探索・観察するためのヒントがいっぱい。特に環境ごとの探索ポイントや観察ポイントが分かるので、とっても便利です。

ただ、私は水草の素人。「資料写真を見て、なんとなく水草の特徴が掴めるけれど、詳細までは分からないなぁ。実態に即したいいものを作るにはどうすればいいだろう？」と考えた結果、
「やっぱり本物を1度見に行こう！」と思い立ち、5月某日、綺麗な湧き水の川で知られる蓼川に行ってきました。

蓼川の透明な清水にゆらゆらと身をまかせる水草の美しさ！
写真で見るのと、実際に見るのでは、やはり大違いでした。思ったよりも大きく、逞しく、生きる姿に感動です。

筑波実験植物園内でもいくつかの水草を観察できますが、湧き水の流れる川でしかお目にかかれない種と、それらが織り成す景色に思わず魅入ってしまいました。

百聞は一見にしかず。体験したからこそ出来るより良いものを皆様にお届けできるよう、『保存版！野生の水草探索ガイド』の作成を精一杯頑張っていこうと思います。