水草展2017ブログ
筑波実験植物園

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2017/8/2(水)

採集して調べる:例えば日本の湧水

こんにちは、筑波大学の槐です。ついに水草展2017スタートまで10日となりました。そろそろ大型水槽などが展示スペースに運ばれ、準備が本格化します!その話はまた後ほどのブログにて…。

その前に私は自分の調査地に行ってきたのでその話をしようと思います。

(ちなみに6月23日のブログにて、水草展リーダーの田中先生がミャンマーでの調査を紹介されています。)

水草展のスタッフであり筑波大学修士課程1年でもある私の研究テーマはまさに水草を対象としています。

自分の所属している研究科に簡単な研究の紹介を載せていただいたので興味がある方はぜひ!
研究の紹介はこちら

私は簡単に言えば水草がどんな環境にいるのか?ということを明らかにするために上の写真のような湧水が豊富な水路において水草や環境要因のデータを現地で取っています。

この写真では水草がどのくらいいるのかコドラートを用いて調査しています。とくに私は流れのある水路を対象としているので流れが速いと水中が見えなかったりします。そんな時に重宝するのが写真に写っている箱メガネです。これがあると楽に水中の様子を観察することができます。

さらにその場所の水質がどのようなものであるか見るために小さなポリビンで採水をしたり、

調査地における水草を詳しく見るために証拠標本を作成したりと様々なことを行います。

なかなかうまくいかない時もありますが、自分の研究にやりがいを持って日々調査地に出かけています。

今回の水草展では私の調査をモチーフとした水槽も展示予定ですので、どんな水草がいるかぜひ見にきてください。