2013/10/30(水)
とうとう閉幕!ありがとうございました!!みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。
10月27日(日)をもちまして、のべ9日間にわたる2013年「きのこ展」が終了しました。最終日にしてついに、というべきか、待ちに待った秋晴れとなり、これまでの悪天候でたまっていた鬱憤を晴らすかのように、大変大勢のお客様にご来園いただきました。
なんと日曜日だけで1700名以上のお客様に来ていただきました。そのあおりで、駐車場が予備も含めて満車状態が長く続き、ご希望の時間に見学できなかった方も多くいたことと思います。来年からの課題とさせていただきますので、これに懲りずにぜひ今後とも植物園にお越しください。
さて、最終日は晴天で大盛況だったこともあり、レストランは早々に品切れ、マッシュルームのつかみ取りも最初の数時間で終了となりました。セミナーや展示案内も大盛況で、温室内で始めた展示案内も、あまりの人の多さに場所を移し、野外でのきのこ案内に切り替えました。それでも150名を超える方々が、僕の案内を聞きに来てくれました。某O博士によると「ハーメルンの笛吹き男」のような光景であったとか。
あまりの列の長さに、後方にいた方は説明が聞き取りづらかったと思います。が、園内では幸いにもヒトヨタケの群落や、これで今年は最後であろうタマゴタケなどを見ることができました。ぐっと気温が下がってきた今週からは、おそらく本格的に秋のきのこが発生してくることでしょう。
夕方となり閉園間近となった植物園も、きのこ展終了を惜しむように、多くのお客さんでにぎわっていました。
思い返せば、開幕を迎えるにあたって台風の襲来を心配し、それが無事通過しても、今度は新たな台風(しかも2つ一緒!)の心配をし、平日もほぼ毎日雨が降るぐずついた天気となり、なおかつ最後の土曜日まで大雨...
毎年少なくとも1日は悪天候に悩まされてきた「きのこ展」の中でも、間違いなくワースト1位となる天気の悪さでした。それにもかかわらず、会期中の入園者数は過去4回のきのこ展で最高となりました!
雨の中、ただただきのこを見るためだけに来てくれた方も多くいたと思います。担当者一同、心より御礼申し上げます。これだけは関係者の努力でどうしようもないのですが、ぜひ来年は晴天の続くきのこ展に、と願っています。
きのこ展が終わった翌月曜日には、会場はすっかり片付き、長らくつくば市内に掲示されていた「きのこ展」横断幕も、次回の企画展「江戸のあかりと灯用植物」の横断幕に置き換わりました。
少し寂しいですが、来年のきのこ展に向けてのカウントダウンが始まった、ということでもあります。
それでは、今年のきのこ展に来てくれた全てのみなさま、そして展示用きのこを提供してくれたみなさま、本当にありがとうございました。また来年、大量のきのこでみなさまをお迎えできるよう、準備を進めていきます。
これにてブログも最終回となりますが、また来年お会いしましょう!!!