2013/10/20(日)
きのこ展最初の日曜日は大荒れ!みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。
初日を無事に終え、今日はさらに大勢のお客さんを期待できる最初の日曜日!と意気込んでいたのもつかの間。朝からポツポツと雨模様です。
植物園のように屋外の展示が多い施設には雨は大敵です。例えば上野公園。動物園に行こうと思っていたお客さんも、いったん雨が降り出すと大半はあきらめ、屋内施設である国立科学博物館の展示施設などにやってきていただけることがあります。しかし同じ科博の施設でも、筑波実験植物園は屋外展示が多いため、雨は天敵なのです。
ということもあって、せっかくの日曜日なのに来園者数は100名も行かないのでは、と危惧していました。今回はじめて用意した「きのこ展」のぼりもなんだか寂しそうです。
ところが開園してびっくり!朝から大勢のお客さんに来ていただきました。大雨の中、わざわざきのこを見に来る人がこんなに多いのは、うれしい限りなのですが、こちらはみなさんのパワーに圧倒されそうです。しかも午前中遅くなると雨はますます強くなり、まるで台風のような横殴りの雨となりました。排水溝は溢れ返り、道は水たまりだらけ。きのこ展示場にたどり着くだけでも一苦労です。
そんな中、野生きのこ展示場である多目的温室は、大雨を避けてやってくる多くの人々で賑わい、混雑した状況でしたが、そこは温室でやる良さ。屋根の下で落ち着いて観察できる環境でみなさん快適にきのこを観察することができていたようです。最終的には、おそらく大雨の日としては記録的な人数だと思いますが、800人近い方々に来園いただきました。
大雨の中、レストランの営業やマッシュルームのつかみどりも大変です。しかし全ての商品は閉園前に売り切れ!雨の中の営業、お疲れ様でした。そして大雨の対策で走り回ったスタッフのみなさん、そして台風のような中、わざわざ来園していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
やはりきのこ展と大雨は切っても切り離せない関係にあるようです。最後の週末くらいは晴天で、と望んでいますが、なにやら超巨大な台風が迫ってきているようです。お越しの際は十分注意いただき、雨でも野生きのこを見ることができるきのこ展をたっぷりお楽しみください。