国立科学博物館筑波実験植物園では、世界最大級の「花」といわれるショクダイオオコンニャクが2012年、2014年、2016年、2018年、2020年と開花しました。世界でも開花がまれで、しかも咲いて2日目には閉じ始めることから、花を見るチャンスはめったにありません。これまでの開花までの成長のようすや開花した姿をぜひごらんください。

ショクダイオオコンニャク
[Amorphophallus titanum]

ショクダイオオコンニャク
インドネシア・スマトラ島の限られた場所に生える、サトイモ科の絶滅危惧植物。世界最大級といわれる「花」(1つの花のように見えますが、小さな花が集まった花序です。このように、花序全体がまとまって1つの花のように見えるものは「偽花」と呼ばれます)は、高さ3m直径1m以上にもなります。また腐った肉のような強烈な臭いを放ち、世界でもっとも醜い花とも呼ばれます。ギネスブックで認定された世界最大の記録は高さ3.1mで、今回どこまで大きくなるかが注目されます。
[2012年5月25日18時30分の様子]

始めはこんな姿でした

ショクダイオオコンニャク2023
2023年2月6日(月)撮影

ショクダイオオコンニャク2019
2019年11月6日(水)撮影

ショクダイオオコンニャク2018
2018年5月14日(月)撮影

ショクダイオオコンニャク2016
2016年7月6日(水)撮影

ショクダイオオコンニャク2014
2014年4月23日(水)撮影

ショクダイオオコンニャク2012
2012年3月16日(金)撮影
ショクダイオオコンニャク成長日記

2012年5月17日(木) 8:30撮影

先端が緑色になっています。また伸びました!本日158cm。

緑色の鞘状の部分(苞)がはがれてから、3-7日後に開花する可能性が高 いと言われています。

2階から見たショクダイオオコンニャク

ショクダイオオコンニャクが結実・種子発芽に成功しました!コンニャク新聞をダウンロード

ショクダイオオコンニャクが5月27日開花しました!コンニャク新聞をダウンロード

次の記事へ前の記事へ