2013/7/25(木)
直径150cm八角形ラウンド水槽の台こんにちは! 水草展を手伝っているNPO法人アクアキャンプの永田です。
今回は7月17日の記事でご紹介しました、直径150cmの八角形ラウンド水槽についてです。
一般的にアクアリウムに使われる水槽は、鑑賞のしやすさや管理のしやすさのために
高さ70cmほどの木製の台に乗せます。
そしてその美しさを楽しみ、またそれを維持するために伸びすぎた水草を切ったり、
水を交換したりします。
このような台↓
しかし150cmラウンド水槽は中の水草にさわれるようするため、
台の高さは約25cmに設定し、植物園のスタッフが独自に作成しました。
試しに乗せてみた様子↓
このように低く設置した水槽を上から見ると、
自生地で流れる水草と同じような姿を見ることができます。
ですが、この水槽に水を入れると630kgというものすごい重さになるので
台自体の構造もきちんと設計しています。
水槽が直接あたる天板も頑丈にするために、強力な合板をさらに二枚重ねにします。
水槽と同じ八角形に切った合板に接着剤を大量に塗ります!
そしてもう一枚同じ形の合板を上から貼りあわせます。ぎゅ~っと。
上から強く押さえつけて接着したいので、植物園の頼れる仲間、運搬車をのせます!
これで乾燥したら強力な天板のできあがり!
水草展では研修展示館にてこの水槽が綺麗に展示される予定です!