きのこ展～カメラがとらえるきのこの世界　オフィシャルブログ筑波実験植物園

2021/9/14（火）

ライブ配信が決定しました！

みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。

ここ１週間ほど、朝夜はめっきりと冷え込むようになりました。いい感じに森も湿っており、どんどんきのこが発生しています。

マントカラカサタケ

大型の「マントカラカサタケ」。林の奥にもう一本生えているの、わかりますか？

チチアワタケ

巨大なナメコのような、ぬるぬるのカサが特徴の「チチアワタケ」。ヌメリイグチ科に属します。

ヤグラタケ

クロハツという大型のきのこに寄生するきのこ（！）、「ヤグラタケ」。今回展示される木版画作品に、本種をモチーフにしたものがあります。

アンズタケのなかま

アンズタケのなかま。アンズのような甘い香りがするのが名前の由来ですが、日本のアンズタケ類はそのような香りを出す種は少ないとされています。

ベニセンコウタケ

ベニセンコウタケ。きのこ図鑑にはよく似た「ベニナギナタタケ」が掲載されていることが多く、本種が載っている図鑑はほとんどありません。ベニナギナタタケよりも赤味が強く、その姿形からよく猛毒のカエンタケと間違われます。本種をさわっても全く問題ありません。

そして．．．きのこ展関連のイベントとして、ライブ配信が決定しました！その名も「おうちで楽しむ『きのこ展』！」。このコロナ禍で、大勢がひしめき合う園内きのこ案内はできません。そこで少しでもきのこ展の臨場感をあじわっていただくために、インターネット配信をすることになりました。

詳細はきのこ展ホームページよりご覧いただけます。実際に会場に来る方もそうでない方も、ぜひお楽しみください！

さらに、科博のイベントではないのですが、僕が日本語字幕を監修した映画の、以下のようなライブもあります。

映画『素晴らしき、きのこの世界』
どなたでも参加可能なオンライントークライブです。