2021/8/26(木)
きのこ写真家 その4
みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。
きのこ展に登場するきのこ写真家、最後の第4回目は「柳沢まきよし」さんです!
柳沢さんとは、「しぜんキンダーブック 2013年9月号/きのこ」(フレーベル館)でいっしょに仕事をしました。
「しぜんキンダーブック 2013年9月号/きのこ」(フレーベル館)
※残念ながら該当の号は完売しており、出版社からの購入はできません。
僕にとって初めての幼稚園児向け書籍だったので、張り切っていろいろと注文をつけ、編集者と写真家(柳沢さん)は大変だったかと思います。柳沢さんの写真はきれいで状態の良いきのこばかりなので(写真家として当然そのようなきのこを撮影するのですが...)、きのこが生態系の一員であることを実感してもらうために、他の生き物に食べられているきのこや、腐りかけのきのこも載せたい、という僕の無茶なリクエストに、柳沢さんは見事に応えてくれたのです。
柳沢さんの書籍のひとつに「ポケット図鑑日本のキノコ262」(文一総合出版)があります。掲載種こそ少ないのですが、ひとつのきのこを下から、横から、切断面から、とじっくりと観察することができる、僕のオススメきのこ図鑑のひとつです。
柳沢さんは長野を拠点にしているので、毎日野生のきのこに囲まれながら生活していることでしょう。そんな柳沢さんの大判印刷きのこ写真も、きのこ展会場には並びます。どうぞお楽しみに!