2021/8/17(火)
『今年の秋もきのこ展!』
みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。
今年も「きのこ展」開催します!今回のテーマは「カメラがとらえるきのこの世界」。きのこやその他菌類を題材にした「写真」を大特集します。プロの写真家4名(誰なのかは、後日このブログでお知らせ予定)によるとっておきのきのこ写真や、科博の3名の菌類研究者による写真、そして写真に関連する様々な展示を計画中です。
ただ残念なことに、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響で、国内外の様々な活動が打撃を受けています。きのこ展は予定通りの実施を目指して動いておりますが、今後の状況次第では大幅な規模縮小や中止、などの事態も想定されます。どうぞご了承ください。進捗状況は随時ホームページを中心にアップしていく予定です。
これまた昨年に引き続きの対応なのですが、3密を避けるために園内きのこ案内、ギャラリートーク、シンポジウムなど、対面式のイベントは実施しません。ただし、期間中にはきのこ案内のオンライン・ライブ配信などを計画しています。これも詳細については随時ホームページでお知らせします。
きのこ画コンテスト(きのコン)は今年も実施します!すでに応募は始まっており、〆切は9月5日(当日消印有効)です!応募用紙は植物園入口で配布しておりますので、みなさま奮ってご応募ください。
まだまだ新型コロナウイルスの影響が続く中ではありますが、無事みなさんをお迎えすることができるよう、万全を尽くしてお待ちしております!
最後に僕自身によるお気に入りの写真を何枚か紹介します。きのこ展ではこれらの大判印刷パネルも展示会場に並ぶかもしれません。
ソライロタケ。2017年小笠原諸島父島で撮影。稀な種ですが本州にも生えます。
スエヒロタケ。全世界に分布するきのこ。胞子が動物(人間を含む!)の体内で発芽して、病気の原因となることもあります。
ベニテングタケ。オーストラリアのタスマニアで撮影。筑波実験植物園でも見たいのですが、いまだ発生は確認できていません。
タマゴタケ。毎年植物園に大量に発生するド派手なきのこ。今年もきのこ展期間中に発生するかもしれません。