きのこ展2018 ~みんなでさぐるきのこのふしぎ~
場所:国立科学博物館筑波実験植物園

2018/10/4(木)

最初の週末、無事(?)終了!

皆さんこんにちは。きのこ展担当の保坂です。

きのこ展もついに開幕。最初の週末は何とか無事に終了しました。心配していたきのこ達も、植物園内のいたるところに発生していました。

こんなに巨大な「マントカラカサタケ」も10本以上が群生しています。

マントカラカサタケ

園内きのこ案内も予想以上の大盛況。

園内きのこ案内

100名以上に囲まれながらの案内となりました。園内ではいまだにタマゴタケやイボテングタケなど見ごたえのあるきのこが大発生しており、満足度の高い観察会になったのではないかと思います。

室内の自由研究の紹介展示も、多種多様な作品を興味深そうに見る姿が目につきました。

室内の自由研究の紹介展示

やれやれ、なんとか無事に乗り切れそうだ...と思ったのもつかの間。非常に強い台風がつくばにも接近しました。せっかくの日曜日なのに、朝から大雨。途中天気は持ち直したものの、夜の台風接近にそなえ、屋外の飲食店などは早めの撤収。建物や展示の心配はもちろんのこと、せっかく生えているきのこ達が台風でダメになってしまうのでは...と心配事が尽きないうちに、月曜日の朝を迎えました。

植物園の状況はと言うと...

植物園の状況

夜中の暴風雨によって、所々木や枝がなぎ倒されています。

林の中もかなりの枝が落ちており、昨日までの様子とは一変していました。

幸いにも、早朝から始まった植物園職員を総動員した作業により、園内通路の枝葉は早々に取り除くことができました。おかげで園内きのこ案内も、特に歩きづらいなどということもなく、無事に開催できました。

ただし落ち葉や枝が降り積もり、かなりきのこが見づらくなっていたのが少し残念でした。台風一過の高温で、林の中が一気に乾燥してしまった感じがあります。いまから少し雨がちな日もあるので、最後の週末にかけて「きのこ大発生第2弾」を期待しているところです。

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