きのこ展 2023 ―日本のきのこ学をつくってきた巨人たち― ブログ

会期 2023年10月21日 土曜日から10月29日 日曜日まで(会期中無休)開園時間 9時から16時30分 入園は16時まで 筑波実験植物園

2023/9/14(木)

今年もきのこ展開催します!

みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。

お待たせしました!今年もきのこ展は開催します。例年に比べ遅めのホームページ開設となりましたが、今後は定期的にブログやその他情報をアップしていきますので、きのこ展開催(10/21~10/29)まで楽しみにお待ちください。

最初にお知らせです。
今年も「きのこ画コンテスト(きのコン)」を開催します!応募締め切りが9/17(日)にせまっています。絵のうまさではなく、「きのこ愛」を審査するコンテストです。応募用紙は筑波実験植物園内で配布中。みなさんからの力作をお待ちしています。

きのこ展の開幕は来月に迫っていますが、現在僕は野外調査でミャンマーに約2週間の予定で滞在中です。ミャンマー中部のタウンジーという町の周辺で調査をしていますが、標高が1500メートル前後と高いので、灼熱の日本を離れ避暑に来ているようなイメージです。

タウンジー近郊に広がる森

とは言っても雨季真っ只中の亜熱帯の森。時にはぬかるみにはまってしまった車を押しながら調査地に向かいます。

車を押す様子

最初の調査地ではきのこがあまり生えていなかったので、日本では見ることのできないカラフルなカミキリムシや、

カミキリムシ

ハムシの仲間を観察しながら、きのこスポットを探しました。

ハムシの仲間

そしてやはり、生えているところには大量のきのこが発生中!

イヌセンボンタケのなかまイヌセンボンタケのなかま

エリマキツチグリのなかまエリマキツチグリのなかま

カレバキツネタケのなかまカレバキツネタケのなかま

ウスタケのなかまウスタケのなかま

調査の中盤ですでに100点以上の標本を確保することができました。街中の市場も調査しましたが、残念ながらこの時は野生きのこは売られておらず、見つけたのは栽培品のヒラタケのみ。

栽培品のヒラタケ

ある日の夕食では、地元特産というチチタケの料理を楽しむことができました。

チチタケの料理

調査は9月18日まで。帰国したらいよいよきのこ展の本格的な準備が始まります。

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