きのこ展、無事終了!

こんにちは。きのこ展担当の保坂です。

前回のブログに登場したきのこの和名は「エリマキツチグリ」でした。星形に開いた様子は知っていても、未成熟の個体を見たことのある人は意外と少ないのではないでしょうか?

きのこクイズはこれで終了です。そして、9日間におよぶ今年のきのこ展も、10/26(日)をもって無事に閉幕となりました。せっかくの最後の土日が雨模様だったのと、その前の平日も金曜日を除いてはほぼ毎日雨が降ったなど、天候には少し恵まれないきのこ展であったかもしれません。でも、多くのお客さんに来ていただき、十分に盛り上がったきのこ展であったと思います。

今年もきのこ展期間中にはたくさんの出来事がありました。

お客さんの一人は、ナラタケを食べようと思って採集した大量のきのこを念のためきのこ展に持ち込んだら「ミドリスギタケ(毒)」であることが判明したり、

最後の日曜日のマッシュルームのつかみどりでは、これまで見たことももないような、直径20センチを超える巨大なマッシュルームが登場したり、

とにかく毎日が刺激にあふれた9日間でした。

期間中は毎日新たな野生きのこを補充しながら、きのこ山盛りで過ごした温室内も、月曜日の撤収作業で一気にカラとなり、すでに通常営業の状態に戻っています。

植物園内も一気に秋の雰囲気が漂ってきました。まだまだ冬のきのこは発生しますが、夏・秋のように大量のきのこが発生する時期は、終わりを迎えようとしています。

きのこ展のチームは、すでに来年を見据え、新たな企画の検討を始めています。来年はどんなきのこ展になるか、我々自身もまだわかりませんが、また秋にきのこ展でお会いしましょう!

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