きのこの名前クイズ!その④
こんにちは。きのこ展担当の保坂です。
前回のクイズ。テングタケ科の猛毒きのこ、ドクツルタケは英語で『〇〇〇〇〇〇〇ing angel』と呼ばれていますが、その正解は…
『Destroying angel』でした!日本語では「破壊の天使」などと訳されます。天使は天使でも、恐ろしい天使です。色合いも決して派手なきのこではなく、むしろ全身が白くてきれいなので、毒きのこっぽくは見えないかもしれません。「派手なきのこは毒きのこ。地味なきのこは食用きのこ」という言い伝えに全く根拠がないことがわかる、良い例のひとつでしょう。
そして本日は名前は名前でも「学名」にちなんだ問題を2問出題します。
まずはこのきのこ。

和名を「カベンタケモドキ」といいます。
形状は見ての通り、なんとなく棒状なのですが、なにしろ不規則な棒状です。そんな様子から学名は『Neolecta 〇〇〇〇〇〇〇〇〇is』なのですが、〇にアルファベットを入れて正解を完成させましょう。学名なんてラテン語なんだしわかるわけない、と思うかもしれませんが、英語の多くの単語はラテン語を起源としているので、類推できる単語もたくさんあるのです。今回の学名も形から想像できるはず。
そしてもう一問はこのきのこ。

ホコリタケ属のきのこです。ホコリタケ属の学名はLycoperdon。これには「おおかみの〇〇〇」という意味があります。頂上の小さな穴からホコリ状の胞子を吹き出す様子から名づけられたこの属名。〇にひらがなを入れて正解を完成させましょう。正解は来週のブログにて。ただしアップは月曜日以降になります。
明日10/18(土)は、いよいよきのこ展の開幕日です。期間中の土日には、植物に生えているきのこを見ながらの「植物園きのこ案内」を実施します。また、「きのこのプラバンストラップつくり」(要整理券)および「きのこの折り絵パズル」(整理券不要)のワークショップも。日曜日限定でマッシュルームつかみどり(有料)のイベントもあります。その他にも、きのこグッズ満載の物販コーナーや、飲食店も充実。ぜひ最初の週末をきのこに囲まれながら過ごしてください。スタッフ一同お待ちしております!

