きのこの名前クイズ!その⑤
こんにちは。きのこ展担当の保坂です。
きのこ展最初の週末は無事に終わりました。が、まずは前回のクイズの正解を!
カベンタケモドキの学名は『Neolecta irregularis』でした!不規則な形状をそのまま表した学名と言えるでしょう。
そしてもうひとつの問題、ホコリタケ属の学名『Lycoperdon』の意味は、「おおかみのおなら」でした!なかなかおしゃれな名前だと思っているのは、僕だけではないはずです。
そして本日のお題はこのきのこ。

植物園の数か所に、多数発生中のきのこです。直径1センチにも満たない小型のきのこですが、コップのような形をしており、中にはゴマ粒サイズの胞子の塊(小塊粒)が多数見えます。英語では鳥の巣に卵が入っているみたいなので「Bird’s nest fungi」。和名は「チャダイ〇〇」。和名に「タケ」の付かないきのこのひとつです。〇にカタカナを入れて答えを完成させましょう。正解は次回のブログにて!
つくば市内はきのこの発生状況が悪く、きのこ展の開幕も心配でしたが、開幕最初の週を狙ったように、いくつかきのこが生えてきました。
見事な大群をつくっているはこのきのこ。

きのこ展クイズラリーの問題Eのすぐ脇に群生している「カキシメジ」。シメジの仲間ではなく、マツタケに近縁なきのこです。ただし毒きのこ。
そして、常緑広葉樹林帯と温帯性針葉樹林帯の境目には、多数の大型きのこが!

大きいものは高さ30センチはこえそうな「マントカラカサタケ」です。2週間ほど前に植物園内に群生しましたが、再度大量発生してくれました。
園内はこれからもたくさんのきのこが生えてきそうです。きのこ展閉幕まで、いろんなきのこを観察できること間違いなし!

そして最初の日曜日には大人気のマッシュルームつかみどり(有料)もありました。例年通り、開幕から1時間もするとほぼ摘み終わり。でも今年は大量のバラのマッシュルームも用意されており、午後からはマッシュルーム詰め放題(こちらも有料)が開催されました。次回の日曜日も同様の形式で開催する予定なので、最後までマッシュルームを楽しんでいただけると思います。

