2022/9/6(火)
「きのこ展」今年も開催決定!
みなさんこんにちは。きのこ担当の保坂です。
今年も筑波実験植物園にて「きのこ展」の開催が決定しました!10月22日(土)~30日(日)の9日間(期間中閉園なし)です。
今年のテーマは「絶滅危惧種」。チラシ (PDF:2.3MB) に「えっ?きのこも絶滅するの!?」とある通り、本当にきのこも絶滅するのでしょうか?実は、かなり数のきのこ・カビ・地衣類が絶滅危惧種に指定されているんです。
そこで、そんな絶滅危惧種にちなんだ話題をひとつ。「シンジュタケ」というきのこはこれまで小笠原諸島の父島のみから知られていて、ながらく「絶滅危惧I類」というとても高いランクに指定されていました。でも、最新版の環境省レッドリストには掲載されていないのです。いったいシンジュタケに何が起こったのでしょうか?そして、そもそも「レッドリスト」って何?
そんな疑問の答えは会場にて!と言いたいところですが、本ブログでもちょくちょく種明かしをしていきたいと思っています。もちろん会場ではそれ以外の多数の絶滅危惧菌類についても大々的に紹介します。
図. シンジュタケの断面
直径1センチにも満たない小型のトリュフ型のきのこ
そして、忘れてならないのは「きのこ画コンテスト(きのコン)」。今年も「きのこ愛」にあふれた多数の作品を募集しています。
作品の応募締め切りは 9月16日(金)(当日消印有効)。すばらしいきのこ愛♥を表現してくれた作品は、筑波実験植物園長賞、きのこ博士賞、菌賞(誤字ではありません!)などの賞に加え、来年のきのこ展のポスター・チラシのデザインに採用されるかもしれません。ぜひみなさんのきのこ愛♥を思う存分表現してください。
それではみなさま、きのこ展までよろしくお願いします。