2016/10/4(火)
最初の週末、無事終了
皆さんこんにちは。きのこ展担当の保坂です。
きのこ展はなんとか無事に開幕しました!初日(10/1)こそ朝方に強い雨が降り、自身の雨男ぶりを嘆きましたが、その後天気も持ち直し、開幕当初の土日だけで2000人以上のお客さんが「きのこ展」を見に筑波実験植物園を訪れました。
今年はきのこが豊作で、何人ものお客さんから「今年はきのこがカラフルで新鮮ですね」と言われました。それだけ昨年は干乾び気味のきのこばかりで苦労した、ということでもあります。
さらに今年はきのこ展史上初めて「変形菌」をテーマにしましたが、その人気はすさまじく、日曜日(10/2)に行なった園内変形菌案内には100名を超える参加者が!
参加者が50名を超えると、全員で見るとなると大型のきのこでさえ難しいのに、対象とするのは大きさがせいぜい数ミリの変形菌です。これだけの人数で変形菌を観察する、というのは世界でも初の試みだったのではないでしょうか?見つけた変形菌を解説するにも、参加者の山に埋もれるようにして行なっていたのが印象的でした。
なお、同じ日の午後に行った園内きのこ案内にも同じくらいの数の参加者が集まりました。幸いにも園内にはマントカラカサタケやカニノツメの大群が発生中!その他にもタマゴタケやイボテングタケといった大型のきのこが大量に発生中で、きのこ展期間中はきのこ案内のネタに困ることはなさそうです。
ただ、ここで一つ心配な情報が...そう、台風です。きのこ展と台風はもはや切っても切り離せない関係にあるようなのですが、今年も期間中に台風が近づきそうです。今週の半ばには大荒れの天気となるかもしれません。せっかく発生中のきのこ達も、台風の後には全部倒れてしまうかも...でも台風の雨でさらに大量のきのこが発生!という可能性も高く、今週末にかけてたくさんのきのこを見ることができるのは間違いなさそうです。