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- 10月29日(土) 腰道具シリーズB ★各栽培員が使っている腰道具類を不定期で紹介します★
- こんにちは♪
圃場スタッフのわっちー。です!
主に鉢物の植替えと挿し木などの仕事をしてる私の腰道具を紹介します。
左から
@大ピンセット・小ピンセット
植物の植替えの時に根をほぐしたり植え込むときにしっかり土を鉢の中に隙間なく入れるために使用します。(大ピンセットは負荷がかかりすぎて少し変形しちゃってます。)小ピンセット(先の曲がったタイプ)は鉢の中の除草や種子を取り扱うときに使用しています。
Aガーデナーズナイフ(山菜掘り)
園内の実生個体を掘り上げたり、植栽をする際に移植ごてとして使用しています。
普段あまり使わないのになぜ⁇…と思われますが、お守り替わりでしょうか。何となく。(単にベルトから外すのが面倒だというのはヒミツです。)
B剪定ばさみ・ナイフ
屋外栽培班の二階堂さん&スージーさんの剪定ばさみはオカツネですがわっちー。はアルス派です。屋外栽培班の皆さんが使っているものより一回り小さいものを使っています。
黒いフラワーナイフ(私物)は挿し木の切り口を切るときに使用しています。
Cフラワーはさみ
幼苗などの手入れなど繊細な植物の手入れなどに欠かせないはさみです。剪定ばさみ同様、アルス製です。消毒液につけたりするので錆びにくいものを使用しています。(けっ…決して刃物を研ぐのが面倒だからでは無いですよっ。汗)
ベルトも含め、道具のケースは私物です♪自分が気に入った使いやすいものを探すのも楽しいですし、身につけることで仕事のモチベーションアップにつながっているような気がします。
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- 10月25日(火) 腰道具シリーズA ★各栽培員が使っている腰道具類を不定期で紹介します★
- 屋外栽培班のスージーです。
私の担当は温帯西区画、シェードガーデン、香りコーナーの植物管理と圃場業務です。
シェードガーデンは、中央広場へ抜けるプロムナードの左手に広がる木陰のエリアです。バラ園へと続く木漏れ日の美しい場所です。
香りのコーナーは、サバンナ温室の大きなガラス窓の手前に広がるエリアで、様々な香りを持つ植物を、世界地図になぞらえて植栽しています。
写真右から
@木ばさみ(岡恒)
日常的に鉢中や園内の植物の手入れには欠かせない相棒です。細い枝や枯れた葉を取り除くのに便利。
腰道具の一番手前でいつでも出番を待っています。
A剪定ばさみ(岡恒)200o
植物の仕事に携わるようになって最初から岡恒の剪定ばさみとご縁があって使っています。主に樹木の剪定をするときに活躍します。温帯西で、大きくなって枝が暴れている木があると、手の届く範囲のものは剪定しています。今は支給されたものですが、自分の手にすっとなじむ岡恒の剪定ばさみと出会えたらと思っています。そして良い樹木剪定ができるようになることを目指しています。
B山菜掘り
これはなかなかのすぐれものです。根切りスコップと勝手に呼んでいましたが、万能です。園内の作業で、移植ごてをもたずに出てしまったときに、枯れたり傷んでいる植物を見つけて掘り上げる時など、スムーズに作業ができます。また、植栽で穴を掘りたい時などスコップ代わりにもなります。地中に張っている複雑な根の塊など、もちろん根切りとしても。ガッチリ嵌まり込んで植物が抜けない鉢は、鉢の淵から差し込んでひと回り。あら不思議、力を入れなくてもすっと抜ける。本領発揮です。ほんとに便利。
Cピンセット
私の中では中々の人気者。植栽して土が根の間に隙間なく入っていくようにするために、ピンセットの先をすっと土に差し込んで衝くことで土を慣らします。
また葉についた虫を摘み取るときも重宝。植物の状態を見る時も役立ちます。
D小筆
カイガラムシやアブラムシ取りには最適。茎の奥や葉の付け根など、なかなか手の届きにくい場所に入り込んでいるものを、そっと掃きだしながら取れてしまう。灌水時の強い味方です。
Eクスノキ酢
作業の時はこのスプレーを腰につけて回ります。香りコーナーの前にある大きなクスノキ。剪定して廃棄する葉を細かく刻み食用酢に漬け込んだ自然素材の忌避剤です。カイガラムシやアブラムシに悩まされる圃場温室ですが、2〜3日は効き目があり被害を抑えられているようです。頻繁に噴霧する必要はありますが効果を実感しているのでせっせと使用しています。特に香りのコーナーの植物は、来園者が顔を近づけて香りを楽しんだり葉に触れる機会が多いと思いますが、安心して楽しんでいただけます。
Fベルト(おまけ)
使用して4年目になりますが、縁がホツレてボロボロになってきました。使い方が悪いと言われればそれまでですが、4年分の仕事の積み重ねのような気がして、私としてはチョット勲章です。
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- 10月21日(金) 10/22(土)「きのこ展」始まります!
- こんにちは、事務のKです。
今週末から「きのこ展」-絶滅の恐れのある菌類たち-が始まります。
きのこ・カビ・地衣類の世界にも忍び寄る「絶滅」について特集し、
たくさんのきのこを展示するだけでなく、標本、写真、その他の展示物とともに菌類の多様性の奥深さに迫ります。
開催期間は10/22(土)〜10/30(日)の9日間、会期中のお休みはありません。
また、プロによるきのこアート、第12回きのこ画コンテストの入賞作品と応募作品も展示します。美しさに目を奪われるもの、思わずほほえんでしまうもの…力作ぞろいです。こちらもぜひご覧ください。
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- 10月19日(水) 現場に血痕!?
- 屋外栽培班の二階堂です。
ここ最近、休園日は温室高木剪定デー。右手にノコギリ、左手に剪定バサミ、枝葉をバッサバッサ切っています。
なぜかと言うと、屋外にて鉢栽培している暖かい地方の植物を温室の中へ取り込む時期だからです。
冬の間彼らへ光が届くよう、夏に茂った高木にはスリムになって頂きましょう。
そんな折の掃除の際、苔むした地面に血痕が!
勢い余って自分の体をノコギリで切ったのか?
隅々確認したところ、特に外傷なし。
トワイライトゾーンのイントロが脳裏でリフレイン。
掃除を進める中、血痕と思われた液体の正体が突如わかりました。
トウダイグサ科のマカランガ・グランディフォリアの枝から流れ出た樹液だったのです!
トウダイグサ科は白い樹液が特徴ですが、なんと赤い樹液もあるとは。
何度もハサミを入れている樹なのにこのような性質を知りませんでした。
これまで樹が若かったからか、または細い枝では樹液が流れ出ないのかもしれません。
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- 10月13日(木) 実りの秋のドングリころころ
- こんにちは、登録室のTです。
実りの秋、植物園でも多くの木の実、草の実が生っています。樹々の紅葉(黄葉)も始まり、色とりどりに深まってゆく秋を楽しめそうです。中でも、比べて楽しいのがドングリでしょうか。ちょうど教育棟のボランティアデスク周りでも、ドングリの紹介をしています。(展示は時期によって変化します。)
日本で自生するドングリの木は22種(※種数については専門家の中でも意見が分かれています。)世界にはなんと900種ものドングリの生る木があるそうです。当園でもいろいろな種類のどんぐりの生る木が植栽されています。ドングリについて調べていくと、その生存戦略&繁殖戦略と動物たちとの関わりが、まさに「生物多様性」の縮図のようです。興味のある方はぜひ調べてみてください。沼にはまりますよ〜。
さて、みなさんにとっての身近なドングリって何でしょう?コナラ、クヌギ、シラカシ、マテバシイ・・・・・、「食欲の秋」の私にとっては、やっぱり栗ですね。植物園にもH1やH6で落果していますが、採取はくれぐれもご遠慮ください。
ところで、「どんぐりころころ」(青木存義作詞・簗田貞作曲)の歌をご存じでしょうか。私は子供のころ、あの歌詞を「どんぐりころころ どんぐりこ」と覚えていたのですが、正しくは「どんぐりころころ どんぶりこ」でした。丸くて転がりやすいドングリ、「お池にはまってさあ大変」。池ポチャしたドングリはどうなってしまうのかしら?童話の世界を妄想していたら別の沼にはまって、眠れない秋の夜長になりそうです。
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- 10月7日(金) 腰道具シリーズ@ ★各栽培員が使っている腰道具類を不定期で紹介します★
- 屋外栽培班の二階堂です。
私の仕事は高木剪定が多いので、太い枝を切ることに特化した組み合わせです。
約7年変更なしです。
@ ノコギリ ゴム太郎270o 粗目
樹を登る時に270oは長くて邪魔です。折り畳みノコギリはその点優れており、以前は好んで使っていました。しかし、使用・収納の開閉が面倒で、ストロークも短いデメリットがあります。太い枝の切断を優先すると、身長168pの私の腕には270oがぴったり。
A 剪定ばさみ 岡恒200o
200oが一番手に馴染みます。岡恒はちょっとのメンテで切れ味長持ち。剪定25年、ほぼずっと岡恒。
Bランヤード
ノコギリを手から落としても、ビヨーンと伸びるヒモで引き上げられます。必需品中の必需品。何度も中のバネを修繕して使い続けている相棒です。
Cカラビナ
道具類はハーネス(ロープ作業で体を確保する装備)にも素早く装着できるよう、ベルトではなくカラビナに通しています。右腰に付けるので、一番手前はノコギリになります。
Dケーブルキャッチャー2m
電気関係のケーブルを手繰り寄せる道具ですが、私は枝を引っ張るのに使用します。とっても便利!蜘蛛の巣払いにも最適。
E赤色をチョイスしたり、赤テープを巻く
道具を草の中に置くと、高確率でその場所を忘れます。私が地面を見ながらウロウロしている時は、その時です。赤色は緑の中で一番目立ちます。ちなみに携帯電話ケースも赤色。
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- 10月3日(月) きのこ画コンテスト2022、入賞作品決定!!
- こんにちは、登録室のTです。
10月に入り、今年も残すところあと3カ月、そう思うとなんだか急に気忙しくなってきますね。そんな中、10月22日(土)に開幕する「きのこ展」 の準備も着々と進んでいます。
9月26日(月)には、細矢園長、保坂博士ほか科博関係者にて、今年の「きのこ画コンテスト」の審査会を行いました。応募総数約170点の中から、園長賞、きのこ博士賞を含む7作品を選出しました。菌賞、生物多様性賞、写実賞、ユーモア賞、キッズ賞は、一度の投票で決まらず決選投票する力作揃いでした。きのこ愛あふれる作品をご応募いただきました皆様、ありがとうございました。入選作品はもちろん、惜しくも選外となった作品も全て、きのこ展会場にて展示させていただきます。ぜひ会場にて実際の作品をご覧ください。
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