筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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9月22日(木) 3Dプリンターのある未来は・・・(夏休みフェスタ来園者の声より)
こんにちは。登録室のTです。
台風一過、一気に季節が進みました。朝晩の冷え込みに、紅葉も美しくなってゆくことでしょう。

さて、時間を少し巻き戻してみます。夏休み植物園フェスタ(7/23-7/31、8/31まで延長展示)で「3Dプリンターのある未来」という展示をしました。「3Dプリンターを使って何を作りたい?どんなことをしてみたい?」という問いかけに対して、皆様から頂戴した回答が426件、想定以上の大反響でしたので、遅まきながら、結果をまとめてみました。
 ●マスコットやキャラクター64件(ピカチュー、アンパンマン、ドラエモンは不動の人気)
 ●人間48件(家族や友人など身近な人物が、アイドルを上回りました!) 
 ●アイドル45件(今をときめくあの人この人、意外に同一人物は少なく人の好みは十人十色) 
 ●生き物137件(植物40・昆虫32・犬&猫23・その他の生き物42) 
それ以外では、食べ物、建物、機器、家具、文具、お金etc. 実に様々なものを作りたいという要望(欲望)が渦巻いていました。「宇宙」や「世界」という回答も15件あり、その中でも「地球」は6件、さらに「持続可能な社会」「平和な国」という、人類の抱える大きな課題を回答している例もありました。3Dプリンターの無限の可能性を感じますね。


また、フェスタ期間中にお寄せいただきましたアンケートの中には、3D展示の感想もありましたので、一部抜粋紹介させていただきます。
◆洋服につくひっつき虫のような力で、ライオンが餓死したのではないかと言われていることに衝撃を受けました。子どもも植物にふれあい、楽しみながら知識を得られて良かったです。
◆種子模型が精巧で驚いた!大きくすると、なぜくっつくのかがわかった。
◆3Dプリンターの展示が面白かったです。 リアルに作成するところが見てみたいです。
◆3Dプリンターを使うことで、植物の細かな作りまで知ることができ、研究で活用されていることが面白かった。拡大した種子の色などがとても丁寧に再現されていて感動した。

多数のご回答、ありがとうございました。
来園者の生の声は、うれしい意見も厳しい意見も、今後の植物園運営や企画展作りに非常に役立ちます。これからもどしどしご意見ご要望を賜りますようお願いたします。


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9月15日(木) ヒガンバナは知っている?
こんにちは。登録室のTです。
日中の蝉の声がピークを過ぎ、朝晩はずいぶん涼しくなりました。夕暮れには、秋の虫たちの鳴き声が良きBGMとして響き渡り、いよいよ秋の夜長を楽しむ季節になったと感じます。

さて、毎年この時期にお問い合わせの多い「ヒガンバナ」の開花状況をお知らせします。9月14日16時現在、みごろスポットの《あずまや》前は、ご覧の通りの固い蕾です。
園内の他の場所では、ぽつりぽつり咲き始めたコヒガンバナやシロバナマンジュシャゲも見られます。

今年の彼岸の入りは9月20日(火)、お中日(秋分の日)は9月23日(金)、彼岸の明けは9月26日(月)です。蕾の様子や周辺の開花状況から推測すると、やはりお彼岸頃に見ごろになりそうです。やっぱり「ヒガンバナ」は咲く時期を知っているようですね!

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9月13日(火) チェーンソーを分解して組み立てました
屋外栽培班の二階堂です。

私の相棒であるチェーンソーの本体一部を割ってしまいました・・・。
鉄を溶かし型にて成型する鋳物の筐体は経年劣化や衝撃で割れる事があるのです。
もっともその負荷をかけたのは私ですが・・・。ごめん、チェーンソー。

修理の見積を取ったところ、新品購入とほぼ同じ金額。
それなら自分でパーツ交換をやってしまえと、バラバラに分解し、購入した筐体に組み上げました。
エンジン好調!新品の本体も美しい!

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9月8日(木) きのこ展の準備が始まりました。〜きのコン、締切迫る!!
こんにちは。登録室のTです。
残暑の中にも、樹々の紅葉(黄葉)が始まり、ススキが穂を伸ばし、ワレモコウやフジバカマの静かな佇まいに、植物園も一気に秋めいてきました。

これからは、本格的にきのこ展の会場準備が始まります。そのため、研修展示館1Fは、10月21日まで閉鎖となりますが、多目的温室は10月10日まで公開しています。普段とは異なり、ゆったりと腰かけて、亜熱帯の植物をご覧いただける空間となっています。

きのこ展は10月22日(土)から開幕。今年のテーマは「絶滅の恐れのある菌類たち」です。
そして、恒例の「きのこ画コンテスト」締切(9/16当日消印有効)まであと1週間。応募作品はすべて、きのこ展開催期間中、会場に展示されます。奮ってご応募ください。
*詳細はこちら 。応募用紙は、筑波実験植物園にて配布中です。

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9月1日(木) バナナの花が咲き始めたら引っ張らなければなりません
屋外栽培班の二階堂です。

熱帯資源温室では実ったバナナの房が目玉です。房は実が育つにつれて重くなり、茎が重さに負けると折れるので、花が咲き始めたらロープで引っ張って支えなければなりません。過去にその作業を先送りして2回折っています。猛省・・・。
そんなわけで、写真右のバナナを、左の柱に誘引しました。一旦手動ウインチで引っ張り、ロープで固定します。バナナにロープを結ぶ個所には、径の太い塩ビパイプを半分に切って杉皮を貼り付けたガードをつけます。
写真右上にあるのが花序です。これで真ん中のバナナのように立派に実っても大丈夫!

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