筑波実験植物園

閉じる

こんにちは植物園です

<<前年 | 翌年>>

<< 2021年2月 >>

2月25日(木) 「希少種保全の取組み」展示が始まります
こんにちは。登録室のuです。
2月27日(土)から3月14日(日)まで、多目的温室の一角でミニ展示「植物園がつなぐ命ー希少種保全の取組み」を行います。希少種(国内希少野生動植物種)とは、「絶滅の危険性が高い・人間の活動により生育状況に問題が起きている・しかし何らかの保護策を行うことで生育状況の維持または改善が期待できる・環境省によって指定された動植物」です。危うさと希望をあわせ持つ存在、と言ってもいいかもしれません。
展示では、筑波実験植物園による希少植物の研究と保全、その成果について紹介します。観察や分析、地道な作業や試行錯誤を重ねていく長い道のりは、植物園のミッション「植物多様性を知る・守る・伝える」のまさに実践です。
シダ植物、水草、カンアオイの3コーナーがあり、写真は水草コーナー準備の様子です。大型水槽と水槽台の搬入、パネルや水槽の位置決め、水の注入・濁り除去など、スタッフや学生、いろいろな人の手が加わり、まもなく完成です。

ページトップへ

2月24日(水) ** 早春の植物 みごろです **
こんにちは、事務のIです。

2月20(土)より「早春の植物」を開催しております。
写真は、植栽エリア「H3温帯資源植物西 ‘春の小路’」やその周辺に咲く花々です。
暖かい日が続いておりますので、シクラメンは終盤を迎えておりますが、その一方で早く咲き始めた花もあります。
入口で “早春の花めぐりマップ” を配布しておりますので、ぜひマップをみながら園内を散策してみてください。

ページトップへ

2月18日(木) セツブンソウが開花しています
研究員の村井です。
いよいよ土曜日から「早春の植物」がはじまります。開幕にタイミングをあわせるかのように、セツブンソウが見ごろを迎えています。その他の植物も、最近の暖かさで続々と開花しはじめています。この先も気温が高い日が続くと、花の咲き進みも早くなります。早春の花を探しに、ぜひご来園ください。

http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2021/02soshun/

ページトップへ

2月17日(水) 多目的温室、再開しました!
こんにちは。登録室のTです。
昨年10月の「きのこ・カビ・酒」展の準備期間以降ずっと常設展示を中止していた多目的温室が、ようやく本日(2月17日)再開となりました。この多目的温室、普段は南西諸島や小笠原の植物を展示していますが、例えばきのこ展では日替わりで生きのこを展示したり、蘭展では植物園が誇る野生ランコレクションを展示したり・・・と、企画展ごとに展示物も雰囲気も様変わりする「七変化」温室なのです。

とはいえやっぱり本領は常設展示です。およそ4カ月ぶりに顔見せした植物たちのなんと美しいことでしょう。瑞々しい葉、可憐な花々、所狭しと並べられた南国の植物はどれも個性的。それらをより美しくみせるジオラマ風の展示も必見です。

2月16日現在、アマミアセビ、トカラアジサイ、アマミセイシカ、オオシロショウジョウバカマ、ヤナギニガナ、オキナワスミレなどが咲いています。ご来園の際は、ぜひ多目的温室にもお立ち寄りください。

※画像は展示準備中時のものです。現在は植物解説ラベルが付いて、より見やすい展示となっています。

ページトップへ

2月12日(金) 「第37回植物画コンクール入選作品展」はじまります!
2月13日(土)から2月28日(日)まで、「第37回植物画コンクール入選作品展」を開催いたします。

毎年のことながら、小中高校生が描いた大人顔負けの作品に驚かされ、一般の部(大人)の緻密な美しい作品にため息がでます。
文部科学大臣賞をはじめ、各賞に選ばれた数々の力作をご堪能ください。

2月20日(土)からは コレクション特別公開「早春の植物」も始まります。
ぜひご来園をお待ちしております。

ページトップへ

2月9日(火) 地上に下りる鳥
動物研究部の濱尾です。

まだまだ寒い日も多いこの時期。鳥たちは食物不足と寒さに耐えて暮らしています。
危険をおかして地上に下りて食物をさがすことが多くなり、道の脇を歩いていたり、林の中で落ち葉をかき分けていたりする姿も見かけます。
じっくり観察していると、虫をとらえる瞬間に出会うこともあります。

2月後半になると渡りをしない鳥たちはさえずり始め、3月になると冬鳥の渡去が始まります。

ページトップへ

2月5日(金) 早春の花が咲きはじめました
研究員の村井です。近ごろだいぶ暖かくなり、園内では福寿草の仲間のフクジュカイや、スノードロップの仲間など、早春の花が少しずつ咲きはじめています。節分を過ぎると顔を出すセツブンソウもほぼ例年通りのようで、これから開花するのが楽しみです。
2月20日(土)からはじまる「早春の植物」では、園内を散策しながら、林床で(ひっそりと)可憐に咲く花々を探してみてください。会期中はさまざまな花のリレーが楽しめます。開花のタイミングは植物の種類やその年の気候などによっても異なりますので、このブログでも随時紹介します。

http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2021/02soshun/

ページトップへ

copyrights