筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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10月28日(木) 本館のひとが来た!

こんにちは、事務の松本です。
今日は、国立科学博物館上野本館の展示チームが
植物園にきました。
みなさまこっちむいてくださーい
今日のミッションはトウモロコシの原種「テオシント」の標本作成のためのもろもろの準備だそう。

国立科学博物館&筑波実験植物園&自然教育園は関連施設なのです
リピーターズパス年会費1000円で全部見学できますので
東京に行ったときは、植物園で買ったリピータズパスをぜひぜひご活用ください!

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10月23日(土) ただいま準備中!
こんにちは。事務の松本です。

連日、スタッフ一同「きのこ展」の準備中です。
さて今日は・・・コンサート会場の椅子そうじ!
来る10月30日から始まるきのこ展、
11月3日は、「きのこと音楽を楽しむ夕べ」と題したバイオリンコンサートがあります。
植物園初のきのこ展!
植物園初のコンサート!
初の試みがいろいろあります
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2010/10kinoko/

乞うご期待です☆

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10月21日(木) 「つくば蘭展・ミニ」開催中
こんにちは。事務の松本です。

植物園の名物展示「つくば蘭展」に先駆けて、ただいま「つくば蘭展・ミニ」を開催しています。
つくば洋蘭会会員の皆さまによる作品を展示しています。24日までです!
会場は研修展示館&水生温室です。
「ミニ」とはいえ、会場は色も形も香りも見事な蘭が並んでいます。
会場に「抹茶ミルクのにおいがする!!」とスタッフ4人で一致した蘭があります。
(花屋さんによると、お茶のにおいがするという方が多いそう)
みなさんはいかがでしょう?!

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10月20日(水) 香りの道
登録室のuです。

秋になり、園内の橋を渡ったあたりで、カツラの葉のわたあめに似た匂いが強まっています。

まっすぐ進むと、今度は果物屋さんの店先のような甘い匂い・・・香りの正体は、赤く熟したイヌガヤの種子(写真)です。
ミニチュアラグビーボールのような種子がたくさんでき、地面にも落ちています。

道を左に曲がって低木林方面へ進みます。しばらく歩くと、ふたたびイヌガヤの香りです。
木は少し奥にあってわかりづらいのですが、匂いでその存在に気づかされます。

道沿いに歩くと、また別の香りが・・・一斉に咲き始めたナワシログミの花です。
落ち着いた、ひとあじ違う香りです。

いろいろな香りただよう道、通ってみませんか。

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10月12日(火) COP10「生物多様性交流フェア」
陸上植物研究グループの海老原です。

昨日10月11日から、COP10会場隣接の名古屋市白鳥公園にて、「生物多様性交流フェア」が始まりました。
たくさんの省庁・団体がテントを並べていますが、その中の一つで国立科学博物館も展示を行っています。内容は今春上野本館で開催した企画展「日本の生物多様性とその保全」のミニ版で、植物関係では日本固有種の生物多様性地形図やコシガヤホシクサの標本などが展示されています。
初日の11日は1300人余りの方にご来場いただき、大変賑わいました。10月21日(木)まで、平日・祝日は9:00〜18:30に、土日は10:00〜16:00ご覧いただけます。皆様のご来場をお待ちしています。

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10月11日(月) つくば植物園の昆虫9-トラマルハナバチ-
奥山です。

現在筑波山区で、キバナアキギリが見事に咲きほこっています。まるでこがね色のカーペットのようです。その上をオレンジ色のものが飛び回っているのに気づくでしょうか?つくば植物園一の働き者の昆虫、トラマルハナバチです。

植物園フェスタでは仲間のクロマルハナバチの巣箱を展示いたしましたが、つくば植物園にいるのはこのトラマルハナバチ。クロマルハナバチより口がだいぶ長く、より花の奥深くの蜜も吸えるようになっています。

トラマルハナバチは、このキバナアキギリやツリフネソウなどの専属の花粉運び屋で、これらの植物が子孫を残すのに無くてはならない昆虫です。一方のトラマルハナバチにとってもこれらの植物は、これから誕生する新女王や雄バチを育てる蜜や花粉を集めるのに欠かせません。

このように、全ての生き物はお互いに多少なりともつながっているので、どれかがいなくなると私たちの予想もできないことが起きる恐れがあるのです。

トラマルハナバチの働きにもぜひ目をこらしてみて下さい。

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10月9日(土) 筑波山区リニューアル
植物園の谷です。

あの連日連夜の猛暑が過ぎ去り
眼に耳に鼻も胃袋にも秋を感じる日々となりました。
爽やかな秋風の中、9月末日「筑波山植物区」がリニューアルされ綺麗になりました。
絶滅危惧展にお越しの際に綺麗になった筑波山植物区もご覧下さい。
絶滅危惧植物展は10/11(体育の日)まで開催しています。
期間中は毎日開園しています。
皆様のお越しをお待ちしております。

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10月6日(水) 「生物多様性」って何?
事務のIです。

10月2日から「絶滅危惧植物展」が始まりました。
みなさん、「生物多様性」という言葉をご存知ですか。
最近ニュースなどでも良く耳にされると思います。
ホームページのトップにも「生物多様性」のメニューがありますが、実のところなか
なか難しい言葉ですよね…。
絶滅危惧植物展をみれば、ばっちり理解できるはずです。
期間が短く10月11日(月・祝)までとなっておりますので、ぜひお見逃しなく!

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10月5日(火) タマゴタケが見ごろです!
奥山です。

現在、冷温帯落葉広葉樹林区画で美しいタマゴタケがたくさん出現しています。

タマゴタケは地面の下でブナの根とつながっており、栄養のやり取りで助け合っています(菌根共生とよばれています)。
この区画のブナたちが植栽されて35年、つくば植物園できのことブナのいい関係が育まれている証です。

なお、つくば植物園のきのこは、研究および展示用に使っていますので、採取しないようにお願いします。

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10月4日(月) つくば植物園の昆虫8-オオスズメバチ-
奥山です。

ずいぶんと涼しくなってきました。虫たちの活動も目に見えておとなしくなってきた印象です。
しかしそんな中にあっても、存在感抜群、それどころかさらに恐ろしくなるというのがこのオオスズメバチです。本種(亜種)は日本固有種で、なんとスズメバチ科で世界最大。毒の強さもたぶん世界最恐です。
秋には雄バチや新女王を育てるのに大量の餌が必要で、より攻撃性が増すと言います。写真は園内の落ちたナツメの実に群がっているところです。調子に乗って接近して写真を撮ったら、ブーンと飛び立ちました!怖い!!
園内に時々出現しますので、出会ったらとにかく刺激しないようにして、すみやかにその場を離れて下さい。
注意です!

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