筑波実験植物園

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4月18日(木) さくらそう品種展 〜里親さんの日々の活動に感謝〜
こんにちは、登録室のTです。さくらそう品種展は会期後半になりました。開幕日初日から夏を思わせる陽気となり、植物園の花々も一気に開花が進んでいます。

現在開催中の「さくらそう品種展」ですが、ここで展示している桜草「筑波大学コレクション」は、筑波大学が増殖維持しているオリジナルコレクションです。それらを芽分けし、里子として里親さんのご自宅で大切に育てていただいているのが「里親コレクション」です。さくらそう品種展では、常時100品種以上をご覧いただけます。

今年のパネル展示コーナーでは、里親さんが日頃何に気を配り、どのようなお世話をしているのかなどアンケート形式で、里親制度のご紹介するパネルも作りました。

【Q1】里親になって何年ですか?
●12年〜20年。20年というのは里親制度一期生の方々です。
【Q2】里親になったきっかけは?
●「もともと桜草を栽培していたが、もっと桜草のことが知りたくなったから」という方や、「展示を見て」という方、「妻の甘い誘い」にのったという方まで、きっかけはいろいろのようです。  
【Q3】里親をやってよかったと思うのはどんな時ですか?
●いろいろな桜草を栽培できることや栽培の知識が増えること以上に、愛好家の方々と交流ができる、新しい出会いがあるというような縁を大切にしていることが印象的です。
【Q4】里親をやっていて大変だったり困ったりしたことは?
●「水やりの心配があるため、長期間家を空けることが難しい」という回答が多かったですが、それでも「特に大変だったことはない」とお答えになる方もいて、里親の皆様の桜草愛をひしひしと感じました。

アンケートの最後は、ご自分の好きな品種と理由をお答えいただいています。「青葉の笛」「雪月花」「艶姿」「岩城山」「緋の司」「汐衣」・・・さすがに品種が多い桜草、好みは十人十色です。名前を聞いただけで想像膨らむ品種名にも興味が沸きますね。現在、里親さんは50名程いらっしゃるそうです。維持・管理には様々なご苦労がある中、毎年、大切な桜草の花々をご出品いただきありがとうございます。

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4月12日(金) 「さくらそう品種展」開幕情報 〜桜と桜草のコラボ
こんにちは、登録室のTです。
4月13(土)に「さくらそう品種展」が開幕します。今年は、いつもの展示に加え、サクラソウの専門家や里親の方々にアンケートを取らせていただき、皆様の「推し桜草」を紹介していただくコーナーを設けました。お楽しみいただければ幸いです。

また、昨年試みにやってみた「パネルdeクイズ」が思いのほか好評でしたので、今年も第2弾を実施します。さらに今年は、お子様にも気軽に参加していただけるよう、展示3会場を巡るスタンプラリーも実施します。ご参加いただいた方には、植物園オリジナルシールをプレゼントします。ただし、数に限りがあり、なくなり次第終了です。ご了承ください。

植物園では、今週半ばにソメイヨシノやヤマザクラが満開となりました。近年、桜の開花が早まる中、「さくらそう品種展」の開催時期に桜が残っているのはラッキーなことです。今週末は桜と桜草のコレボレーションがお楽しみいただけると思います。

土・日は、気温が20度を超え、もしかしたら夏日になるかもしれないとの予報が出ています。暑さ対策を万全にしてご来園ください。尚、当園の駐車場は約120台分しかありません。ご来園の際は、可能な限り公共交通機関をご利用くださいますようご協力をお願いいたします。


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4月10日(水) 黄色い植物園 〜レンギョウ花盛り〜
こんにちは、登録室のTです。週末の暖かさで一気に春本番となりました。

シナマンサク、サンシュユ、トサミズキ、ヒュウガミズキ、ヒイラギナンテン、ナノハナ・・・早春の花には黄色が多いですね。これはポリネーターである昆虫と深い関係があるようですね。

黄色い花といえば、植物園では今、レンギョウも花盛りです。公園でもよくみかける花なので、これまであまり注意深く見ていませんでした。

H3(温帯資源西)エリアには、シナレンギョウとチョウセンレンギョウの目立つ株があります。この2つを見分ける方法は、葉っぱの展開時期です。シナレンギョウは、花と葉が同時に展開し、チョウセンレンギョウは、花だけが先に開きます。頭に「シナ」や「チョウセン」がつかない「レンギョウ」も、葉の展開前に花が咲く種です。それぞれどんなメリットがあって、そのように進化(分化)をしたのか、興味深いです。

図鑑に記されているレンギョウ属に共通する特徴は、「落葉低木、雌雄別株、葉は対生で、花冠が4つに深く裂ける」ということです。さらに細かく観察すると、葉の形や鋸歯、花弁の形や切れ込みの深さ、毛の有無などに違いがあるようですが、私のような素人には、一見で区別するのは難しいと思われます。興味のある方は、ぜひ、今花盛りのこの時期に比較観察してみてください。

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