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- 7月27日(水) 植物園にライオン!?
- こんにちは。研究員の水野です。
現在開催中の夏休み植物園フェスタでは、“ライオン”を展示しています。と言ってもパネルです。
でも、なぜ植物園でライオン?と思われたあなた。
もちろん植物と関係があるので展示をしているのです。
その植物の名は「ライオンゴロシ」です!
百獣の王ライオンをも殺してしまうという恐ろしい名前が付けられた植物です。
現在、当植物園ではこのライオンゴロシの果実(実物)を展示するとともに、3Dプリンターで作成した果実の拡大模型を展示しています。
是非、ご来園頂き、ライオンゴロシの正体をご自身の目で確かめてみて下さい。そして、大迫力のライオンと一緒に記念撮影もいかがでしょうか。
※本展示のライオンパネルの作成には当館の動物研究部 川田伸一郎 研究主幹にご協力を頂きました。
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- 7月24日(日) 大集合!!ハーブティーになる植物!
- こんにちは。研究員の水野です。
現在開催中の夏休み植物園フェスタ では、この展示に合わせてハーブティーになる植物たちが見ごろを迎えています!なんと、展示室だけで約40種類の植物や植物の乾燥材料が解説付きでそろっています!!
さらに当園のハーブコーナーの区画にも植栽があり、一度にこれだけ多くのハーブティーになる植物をご覧になれることはなかなか無いのではないでしょうか。
「気になるけど、行くのは迷っている」というあなた!!
なんと、7月25日の12時から今回の展示をインスタライブで配信します!!
配信では当園研究員の私、水野がナビゲーターと共に、科学の視点からハーブティーになる植物たちを楽しく紹介します!!
是非、お見逃しなく!!
↓↓↓
国立科学博物館【公式】Instagram
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- 7月23日(土) 夏休みだ!植物園に行こう!
- 研究員の水野です。夏本番ですね!
本日から夏の企画展夏休み植物園フェスタが始まりました!!
是非、お越しください!
また、本日からつくば市では「つくばちびっ子博士」というイベントが始まりました。
毎年恒例のこのイベントでは、市内の研究機関や施設を巡りながら答えるクイズラリーが行われます。当園にもクイズが設置されましたので、是非チェックしに来てください。
さらに、今回これにあわせて、当園の紹介動画を作成頂きました!!
動画では当園の堤研究主幹が温室のオモシロい植物たちをご案内しています。
以下から是非、ご覧ください。
↓↓↓
つくばちびっ子博士2022
↓↓↓
9 筑波実験植物園(つくばちびっ子博士2022)
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- 7月21日(木) 植物園には昆虫がいっぱい!!
- こんにちは。研究員の水野です。
セミの鳴き声が心地よい(人によっては暑苦しい?)夏休みですね!!
当園で7月23日(土)から開催される夏休み植物園フェスタ では、7月24日(日)の16時からオンラインイベント「植物園で昆虫観察」を配信します!
当園の奥山研究主幹が植物園内の昆虫たちをご紹介します。私も事前撮影に参加しましたが、盛りだくさんで大満足の内容になっています。
まさに、完全保存版です。夏休みの宿題にも!
是非、ご視聴ください!
↓↓↓
植物園で昆虫観察!
※見逃し配信もあります。
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- 7月20日(水) 夏休みは【マイペン】持参で植物園クイズラリーに参加しよう!!
- こんにちは、登録室のTです。
夏休み植物園フェスタ開幕までのカウントダウンが始まり、準備作業は今がピークです。重たい荷物を抱えて屋外を往復していると、まるで部活動のように汗だくです。
さて、「夏休み植物園フェスタはお子様向けでしょ!!」と思っている皆様、それは大きな誤解です。大人が見ても十分に「へぇ〜!!」と言ってもらえるような見どころが満載です。今回は、クイズラリーを紹介します。
植物園オリジナルクイズは2つ。1つ目は園内を巡る「くすりになる木クイズラリー」です。植物の知識と薬の効能について「1問で2度楽しめる」仕掛けになっています(期間:7/23〜8/31)。2つ目は多目的温室で1日100名限定の「ハーブティークイズ」。クイズを楽しみながら、お茶の効能を知ることができます(期間:7/23〜7/31)。どちらも参加賞が有りますので、ぜひ挑戦してください!
最後に皆さまにお願いです。夏休み期間中は普段以上に多くの来園者をお迎えすることとなるため、筆記用具の用意が間に合わないことがあります。クイズの現場に共用のペンを設置していますが、コロナ禍の安心安全のため、また、SDG’s活動の一環として、皆様には【マイペン】(自分の筆記用具)持参にご協力いただきますようお願い申し上げます。
☆★マイペン持参の方には、受付にて「レア植物カード」を1枚プレゼントいたします!
●お知らせ●
植物園では、当園オリジナルクイズラリー以外に、以下のクイズ会場として協賛しています。クイズの詳細は、各主催機関にお問い合わせください。
■「謎解きサイエンスミステリー」(開催期間:7/23〜8/28)
主催:つくばサイエンスツアーオフィス茨城県科学技術振興財団
■「つくばちびっこ博士2022」(開催期間:7/23〜9/30)
主催:つくば市教育局生涯学習推進課
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- 7月15日(金) 培養室から圃場に可愛い〇〇の赤ちゃんが沢山やってきました!
- 圃場スタッフのわっちー。です。
培養室のNさんと堤研究員がプラスチックカップを数十個、トレイに入れて圃場に届けに来ました。
プラスチックカップの中身は………………………
胞子培養で育った貴重なシダの赤ちゃんです♪
ほぼ密封状態(高湿度)の環境で育ったシダを容器から取り出して通常の管理をしようとすると、あっという間に葉っぱがチリチリになり大きなダメージが出てしまいます。
そこで少しずつ環境に慣らせるための「順化」が必要になります。その作業を圃場(バックヤード)で行っています。
筑波実験植物園の重要な役割として域外保全があります。この胞子培養の貴重なシダもそのうちのひとつです。
先の絶滅危惧生物展では順化に成功したシダを展示して紹介して頂きましたが、改めてこのような役割を植物園が担っているということを多くの方に知っていただけたら嬉しいです♪
今回のシダについては以前の順化方法とは別の方法でより効率的な順化への取り組みを試みています。
貴重なシダというプレッシャーはありますが
久しぶりにプラスチックカップに入った可愛らしい沢山の小さなシダを目の前にしてみると、大切に育てていくワクワク感………。たまりません!(笑)
※以前のシダの順化については日本植物園協会誌 第55号で発表しています。
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- 7月13日(水) 吉祥天咲きました!(そのB)
- こんにちは
温室担当のこばやんです
吉祥天は5m27cm花茎を伸ばしてたくさん花を咲かせてくれましたが、開花にはとてもエネルギーを使う様です。
花茎の伸び始めた時期は葉っぱもシャキンとしていたのですが、2ヶ月後の花を咲かせている今は葉っぱの根元からシワシワになっきています。
花を咲かせるには、どんな生き物もエネルギーが必要なんだなぁとつくづく感じたこばやんでした。
花の見頃は15日頃までです。
暑い夏の空に咲き誇る吉祥天を是非見に来てください!お待ちいたしております。
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- 7月12日(火) 吉祥天咲きました!(そのA)
- こんにちは
温室担当のこばやんです。
リュウゼツラン属の一種、吉祥天(学名:Agave parryi var huachcensis)
数十個の花の塊を近くで見てみると、花の蜜が出ているところにはたっぷりの蜜が入っていました。
観察のために採った花を逆さまにすると、ポタポタと滴り落ちるほどの蜜です。美味しそうに見えるでしょ?
でもこの蜜、うっすらと甘いけどちょっと舌が痺れる様な味。なんとも言えない発酵した匂いはあまりいい匂いじゃないんです。
自生地のメキシコやアメリカではハチドリなどが蜜を吸いに来るらしいのですが、鳥には美味しいのかな〜?
吉祥天は同じ株での受粉ではたねができない可能性がありますが、そこは実験したくなるのが研究員!高い脚立の上で花を観察しながら真剣に手でちょんちょんと受粉していました。
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- 7月9日(土) 吉祥天が咲きました!
- こんにちは
温室担当の こばやんです
リュウゼツラン属の一種、 吉祥天(学名:Agave parryi var huachucensis) が咲きました!!
数十個の花の塊が段々となって咲き誇り、高さは5m27cm。
暑いの大好き!青空によく映えるこのお姿!必見です!
一番背の高い脚立に上ってさらに手を伸ばしてパシャリ!
上から撮った写真も植物園らしいな〜と感じるこばやんでした。
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- 7月6日(水) きみにとどけ!植物園の魅力 ☆☆☆ 夏休み植物園フェスタ ☆☆☆ 7月23(土)から始まります。
- はじめまして、事務のkです。
「夏休み植物園フェスタ」を7月23日(土)から7月31日(日)まで開催いたします。教育棟内には、予告のポスターが貼りだされました。
今回のテーマは「きみにとどけ!植物園の魅力」です。
植物や自然、植物園について知れちゃう講座やイベントをたくさんご用意しております。
例えば、お茶になる植物の紹介やドローンから見た植物園の映像などは必見です。
また、3Dプリンターで作った植物の模型も見応えがあります。ショクダイオオコンニャクのミニチュア版や冬芽やオナモミの拡大版など、実物とは違う大きさで見ることで新しい発見があるかもしれません。
会期中のお休みはありません。ぜひ、いらしてください!
お家で楽しみたい方には、YouTube「植物園で昆虫観察」やInstagram「夏休み展示ツアー」をライブで配信いたします。
お楽しみに〜。
詳しくはこちら↓
夏休み植物園フェスタHP
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- 7月3日(日) 飛び立て、オオムラサキ!
- 研究員の奥山です。
少し前のことになりますが、企画展「絶滅危惧生物展」の展示の中に1点生きている昆虫がいたことにお気づきだったでしょうか。筑波実験植物園に自然に生息するオオムラサキの幼虫の展示でした。
そのオオムラサキは展示期間終了後も順調に大きくなり、先日ついに成虫になりました。立派なオスで、登録室のTさん曰く、「ラピスラズリや紫水晶より美しく輝いて」いる美しい個体でした。
それで、これまで展示に働いてくれた感謝も込めて、6月6日に植物園に再び放すことにしました。この個体が命のバトンをつなぎ、これからも末長くこの美しい蝶の姿を植物園で見られることを願ってやみません。
さて、ご案内です。当日オオムラサキが見られるかどうかは分かりませんが、7月24日に、「植物園フェスタ」の企画として昆虫観察会を実施します(オンライン、現地開催両方あります)。興味のある方は奮ってご応募、ご参加ください。
詳しくはこちらをご参照ください。 夏休み植物園フェスタ2022
(※なお、本ブログ記事は一度飼育下においた野生生物を再度自然に放すことを推奨するものではありません。その生物を採取した場所と全く同じ場所以外に放すことは、むしろ深刻な環境破壊の原因になる恐れがありますのでご注意ください。)
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- 7月1日(金) 「夏休み植物園フェスタ」の準備着々と(2)準備の舞台裏(研修展示館編)
- こんにちは、登録室のTです。
5月8日に「絶滅危惧生物展」が終わって、ほっとひと息つく間もなく、7月23日から開幕する「夏休み植物園フェスタ」の準備が本格的に始まっています。今年のフェスタのテーマは、「きみにとどけ!植物園の魅力」です。
植物園は、【多種多様の生きた植物を見ることができる場所】なのですが、実はそれだけではありません。筑波実験植物園は、世界でここにしかない貴重な植物を含め、約7000種ものリビングコレクションを保有しています。絶滅危惧生物の保全活動にも注力しています。また、8人の研究員が、企画展を始め様々な学習支援活動を行っています。そして、それらの活動を支える多くのスタッフが働いています。企画展は、それらの成果を発表する場として、《チーム植物園》の総力を結集したものです。
「夏休み植物園フェスタ」は、特に小学生にもわかりやすく、生物多様性に親しんでもらいたいと願って企画構成されています。そのため、展示にも様々な工夫や趣向を凝らしています。アナログ的な展示もあれば、最新技術を駆使した展示もあります。わかりやすいのは当たり前。でも、それだけではつまらない。会場に一歩足を踏み入れたら、「わぁ〜!」と声を上げてもらえるような、わくわく感を演出するのが、私たち植物園スタッフの仕事です。
それでは、研修展示館の準備風景をちょっとだけ、お見せしますね。
@Aエントランスは、各企画展をイメージしていただくための大切なプロローグで、記念撮影スポットにもなります。2.5uの大きな壁をキャンバスに、ドローンからみた植物園が見えてきました!ポスターやリーフレットに使われている絵で、登録室スタッフのYさんの力作です。
BC研修展示館1Fの常設展示の仲間入りをした巨大ショクダイオオコンニャク模型が、あれれ〜、小さくなっている。なぜ?…それは会場に来てからのお楽しみ。
DE「くっついて運ばれる果実」の秘密も一目瞭然。外側も内側も全部見せます!
さらにさらに〜〜、植物園なのに猛獣○○○○がいる!!WOW!!
この続きは……7月23日(土)から始まる「夏休み植物園フェスタ」で!!
詳しくはこちら→夏休み植物園フェスタHP
●お知らせ● 夏休み植物園フェスタ期間中、SDG’sの活動の一環として、【マイペン】(自分の筆記用具)の持参をお願いしています。ぜひご協力ください。
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