筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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7月30日(金) 水草展の大型水槽搬入!中身あり!
屋外栽培班の二階堂です。

先日に引き続き今日も水草展の水槽搬入です。水草の中には前々から土に根を張らせないとダメなものがあり、今回はそれらが入った、それはもうとても重い水槽を運びました。ツルツルのガラス面とその重量で手を真下へ入れられないので、単管を持ち手にして運べる台を設けたり、強力吸盤を持ち手の一部に使ったりと気合に加えて知恵も駆使しました。

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7月28日(水) 水草展の大型水槽搬入!
屋外栽培班の二階堂です。

今日は8月7日から始まる水草展で使用する水槽の搬入を行いました。大型のガラス水槽は大変重く、7人がかりで車から降ろして運びました。この中に展示される水草が皆さんへお見せする主役となるわけですが、これら展示設備の準備や、それから撤収にも気合と情熱が入っている事をできれば知ってほしいです。

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7月24日(土) コナラの新葉が再び展開中!
屋外栽培班の二階堂です。

樹木は、春に新しい葉を展開しながら枝を伸ばします。葉が成熟すると、その葉の基部に新しい芽を作り、冬芽となります。ところが、その冬芽を冬の前に展開して葉ができることがあり、それを「2度伸び」と言います。ドローンでの観察中、コナラの2度伸びを発見!コナラ特有の毛が密集した銀色の葉で、光が強く当たる樹冠の枝先にしかありません。

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7月20日(火) 雨だ!枝が下がるぞ!
屋外栽培班の二階堂です。

関東地方でも梅雨が明けましたが、少し時を戻して梅雨の話題です。
樹の枝は雨にぬれると時に下へたれ下がり、場合によっては園路を塞いでしまいます。シトシト降る雨にそんな重さがあるのかと思ってしまいますが、例えば1m×1mの面積に1o厚で水が付くと1sですから、うっすら濡れただけでも数100gになるでしょう。梅雨時にはそんな邪魔な枝を剪定します。垂れ下がった枝先を1mも切るとビヨーンと勢いよく上へ跳ね上がり、樹木の強靭なしなやかさに驚かされます!

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7月16日(金) 「夏休み植物園フェスタ」開始! & 「水生植物温室」再開!
こんにちは、事務のIです。

7月17日(土)から「夏休み植物園フェスタ」が始まります。
今年の展示のテーマは「日本の色と文化」です。多目的温室では、日本文化に深くかかわってきた染料の植物たちを紹介します。クイズラリーや、お絵かき「はなかっぱにお花を咲かせよう」など、お子さまから大人まで、楽しみながら植物や自然について学べます。

また、同じく7月17日(土)から「水生植物温室」の公開を再開いたします。
約1年半、お客様にご覧いただくことができなかった水生植物温室の花たちも、ひときわ美しく咲き誇っている様にみえます。

「植物園フェスタ」「水生植物温室」のどちらも、ぜひお楽しみください!

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7月15日(木) 気の長い話
植物園・ゆかです。

 「咲くか咲かないかわかりもしない植物を相手に気の長いヒト・・・」とよくあきれられていますが、まったく気持ちの通じない植物の代表が、南アフリカの湿地に生えるヒガンバナ科ハマユウ属の1種、クリヌム・カンパヌラトゥム(Crinum campanulatum)。35年前に育て始めてからいちども花が咲きません。水生植物ということで池の中でずっと育てていましたが、自生する湿地では冬のあいだ雨が少なく生えている場所が干上がってしまうことを知りました。そこで秋おそく鉢植えの株を池から引き上げ、春に池の中に戻してみました。これでお里を思い出してくれたのか、長い長い眠りからようやくめざめてくれたようです。

 17日(土)に再公開する水生植物温室で咲いています(まだ閉鎖中)。花が終わるかもしれないので、16日は熱帯資源植物温室に移動して展示します。運が良ければ17日、水生植物温室で水の中で咲く姿をご覧いただけます。

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7月14日(水) ドローンで強風被害を調査
屋外栽培班の二階堂です。

日曜の強風による高木の折れ枝被害を、ドローンを用いて調べました。
セコイアとメタセコイアのあるプロムナード上空には高圧電線が架かっているので、電線に近づいたり、梢に当たらないよう、注意して操縦します。幸い、どうやら折れ枝はないようです。

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7月12日(月) ケカビの仲間
4月に園長になった細矢です。実はカビが専門です。

ここ数日は梅雨らしい天気ですね。「生命(いのち)を支える多様性区」H1に植えてあるカキの実のいくつかは、綿毛のようなものに包まれてしまいました。実はこれ、ケカビの仲間。ふと気づくと、地面も落ちた柿の実にもにたようなケカビが発生しています。ケカビの仲間は、大型の細胞が糸状に伸び、目にみえるような長さになって、その先端にできる「胞子のう」というふくろ状の構造の中に胞子を生じます。大型の細胞は乾燥するとすぐに枯れてしまいますから、人間にとっては不快なムシムシするような湿気の中は、じつはケカビにとっては快適な環境なのですね。

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7月9日(金) 梅雨だ!植栽だ!
屋外栽培班の二階堂です。

雨と湿気で草刈りなどの園内整備がしづらい梅雨ですが、実は植物の植栽にはうってつけです。日光に焼ける事がなく、雨で土が乾く事もなく、湿度があるので植物は地面に定着(活着といいます)しやすいのです。今年は冷温帯落葉広葉樹林区の小川にワサビとミヤマイラクサとウワバミソウを植栽しました。どうか活着しますように!

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