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- 12月24日(木) 新年を迎える準備ができました
- こんにちは、登録室のKYです。
2020年は新型コロナウィルスの世界的な感染拡大で、本当に大変な一年でした。
筑波実験植物園でも、春から夏にかけての企画展がことごとく中止になり無念の日々も、10月以降は「きのこ・カビ・酒展」と「蘭展」をなんとか開催でき、ご来園の皆様には楽しんでいただけたようでホッとしています。
今年もあとわずかとなったところで、建物の入口に門松を設置しました。ホテルのロビーに飾っても引けを取らないほど大きくて立派です。
この門松はとある屋外班スタッフが一人で製作したもので、マツとナンテンは園内自生のものを使用しています。
年末年始も外出自粛で家にいることが多くなりそうですが、気分転換に門松を見つつ、澄んだ空気を思いきり吸い込みながら冬の植物園を散策してみませんか。
(年末年始は12/28〜1/4まで休園、門松は1月中旬頃まで飾ってあります)
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- 12月8日(火) ヒメシャラの丘から筑波山を望む
- こんにちは。登録室のTです。
植物園のプロムナードでは、メタセコイアが燃えるような朱色に輝いています。イロハモミジの赤や、コナラやクヌギの黄色もそろそろ見納めです。早々と落葉してしまった樹々たちの枝先にはもう冬芽が用意されています。木々の間を飛び交う野鳥の姿も見つけやすくなりました。初冬の植物園には春夏のような華やぎはありませんが、侘び寂びの風流を至るところで見ることができます。
さて、「見ごろの植物875(12/4更新)」でも紹介されていますが、今回の私の園内お勧めスポットは「ヒメシャラの丘」です。W3からW4へと向かう途中の一番奥まったところにあります。晴れた日に雑木林の中を、少し小高くなっている丘に向かって、サクサクと落ち葉を踏みしめながら登っていくと、その途中にまるで広重の絵のような筑波山を望めるスポットがあります。筑波山が見えるのは樹々が落葉している今の時期だけです。さらに西日が当たる時間帯には、ヒメシャラの赤い木肌がより赤く光ります。「日本三大美幹」の1つともいわれているヒメシャラの木立と筑波山の風景をぜひご覧ください。
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