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- 12月20日(火) 伝説の植物 マンドレイク
こんにちは、スタッフの奥村です。
温室のHさんから「マンドレイクが咲いたよ!」と情報をもらいました。
マンドレイク=マンドラゴラと言うと、
“根っこを引き抜くと凄まじい悲鳴を発し、その叫び声で引き抜いた人を殺してしまうという伝説の植物”のイメージです。
そんな植物は花も恐ろしい形をしているに違いない・・と、
その様子を見にいくと、そこにはなんと!
小さな青い花が咲いていました。
こんな愛らしい花からなぜ、世にも恐ろしい伝説が生まれたのか?
調べてみると、どうやら根っこの形が人の様に見えることに派生しているようです。
マンドレイクの、人の様に見える形の根っこには悪魔が棲みついていて、それが引き抜かれた時に絶叫するのだとか・・・
魔法の世界を舞台にした映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」にも登場する、マンドレイクの花は年内いっぱい楽しめるそうです。
筑波実験植物園にお越しの際には、サバンナ温室にぜひお立ち寄り下さい。
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- 12月16日(金) つくば蘭展〜熱帯資源植物温室から
- こんにちは、事務のMです。
先日、第2会場の多目的温室のお話をさせていただきましたが、
今回は第1会場である熱帯資源植物温室の様子を少しご紹介いたします。
こちらでは、つくば洋蘭会と水戸市植物園蘭科協会の方々が
丹精込めて育てた最新の園芸種や貴重な古典品種を約300種展示しています。
ただでさえ熱帯の雰囲気の温室に、所狭しと展示された様々な種類のランが溶け込み
そこに甘い香りも漂って、何ともエキゾチックな空間になっています。
また、温室の奥には記念撮影コーナーも設置されております。
今回のつくば蘭展のチラシ、ポスターのデザインを背に、
お花のかんむり、手作りのカトレアやランの鉢を手に取って
撮影されてみてはいかがでしょうか♪
ここ数日、寒風吹きすさぶつくばですが、
つくば蘭展が開催されている2つの温室では暖かく過ごせます。
(とはいえ温室の外は寒いので・・・防寒はしっかりとお願いいたします!)
あっという間に残り2日間となりましたが、
皆さまのご来園をお待ちしております!
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- 12月14日(水) つくば蘭展、開催中!
- こんにちは、事務のMです。
ただいま企画展「つくば蘭展」開催中です。
多目的温室・熱帯資源植物温室では多種多様なランで彩られていますが、
本日は多目的温室のランについて・・・
こちらでは筑波実験植物園の、世界の野生ランのコレクションを展示しています。
見栄えのする大きな花をつけているものから、
ルーペでよく見ないとわからないくらい小さな花まで・・・!
多目的温室の会場にはルーペもご用意しておりますので
ぜひご活用くださいね。
綺麗だったり不思議な形だったり可愛らしかったりと
ブログに出したいランをあれもこれも挙げていくとキリがありません。
とりあえず今回は個人的に「絶妙な色合い!」と思ったランを3つに絞ってご紹介します。
■ハベナリア・カルネア(マレー半島)
何とも優しげな、白に近いピンク。癒される色です。
渋い葉の色との組み合わせが素敵な感じです。
■デンドロキルム・コンヴァラリフォルメ(フィリピン)
透明感のある薄いオレンジ色で、
房状になっていてひとつひとつ見入ってしまいます。
■クレイソケントロン・メリリアヌム(ボルネオ島)
写真からは伝わりにくいかもしれませんが、透明感のある薄い青というか、
とても小さいのですが存在感があります!
それにしても、この温室で世界の多種多様なランを眺めていると
「こういうランが野生にあるのか・・・!」という思いです。
温室で見るだけでもこれだけ感動するのに、
現地、野生で見つけたときの感動・・・想像するだけでワクワクしてしまいます。
日本にいてはなかなかお目にかかれないランの数々、
ぜひお越しいただいて、じっくりご覧いただきたい!と思います。
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- 12月9日(金) 空とぶ宝石
- こんにちは、事務室のMです。
12月になりましたが、本日は日中暖かいものでした。
ちょうど一週間前でしょうか、園内をぶらぶらしていたら
池付近でピッという鋭い大きな鳴き声が聞こえてハッと振り返ると、
鮮やかな水色の物体が向こう側に飛んで行きました。
カワセミだー!
こんなときに限って手持ちのカメラが望遠ではないという・・・
それから、散策するたびにまた来ないかなあと池付近をウロウロする日々。
でも姿を見ることはなく・・・
本日も池付近に行くも見当たらず・・・
「見たいと思っていると見られないもんだよね・・・」と諦めかけてふと顔をあげた瞬間!
いたー!!
ということで遠目に写真を何枚も撮りました。
それにしても、見とれてしまうくらい目の覚めるような水色です。
カワセミは漢字で表現すると色々ありますが、
代表格は今年日本の国石にもなった「翡翠(ひすい)」でしょうか。
カワセミの羽の色に由来するそうです。
光が当たるとさらに輝いて見えてまさに「空飛ぶ宝石」。
丸っこい体に大きなくちばしがとてもかわいらしいのですが、魚とり名人(鳥)でもあるカワセミ。
魚でも捕らないかなあと観察していましたがそれは叶いませんでした。
そうこうしているうちに、ふと目を離した瞬間に
どこかへ飛んでいってしまいました。
また出会えることを楽しみに♪
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