筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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2月29日(月) おもしろい蘭!ぞくぞく!!
こんにちは、登録室の武士です。

3月6日日曜日からいよいよつくば蘭展が始まります。

つくば蘭展では美しい蘭、珍しい蘭を公開しますが、
今日は筑波実験植物園の「つくばコレクション」から
おもしろい蘭2種をご紹介させていただきます。

一つ目は俗称モンキー・オーキッドのドラキュラ・イナクァリスです。
写真を見ていただければ一目瞭然。
下向きに咲く花の中をのぞいてみると、、、
そこにはなんとびっくり!!お猿さんがいるのです!!
かわいいですよね♪ 色もとっても素敵なんですよ♪

二つ目はプレウロタリス・ジレンマという蘭です。
この蘭、なんと形容したらよいのかわからない。そんな蘭です。
主婦目線でどうにか言いあらわそうとすると、
ゆでたインゲン豆にかわいいお花をつけてあげたような・・・
そんな感じです。

どちらも運がよければつくば蘭展期間中に
お目にかけられるかもしれませんので、ご期待ください。

このほかにもたくさんの興味深い蘭が展示されますので
是非足をお運びください。

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2月14日(日) どっこい、生きてる!
こんにちは。登録室のuです。
屋外スタッフのわちさんから、園内に「ど根性クリスマスローズ」がいる、との情報をもらいました。
この2〜3年、健気に生き続けているとのこと。
場所は、入口から園内に出てすぐの、プロムナードの端っこ(中央広場に近い方)です。
プロムナードの中央部にはトチノキやクリスマスローズが植えられています。
秋から冬にはトチノキや、近くのメタセコイアなどが葉を落とすため、屋外スタッフがブロワー(風圧で落ち葉などを飛ばす機械)で定期的に清掃しています。たぶん、葉を掃き寄せた時に、たねがこのスポットに飛び込んだのでしょう。
地面はかたく、ブロワーにしょっちゅう吹かれる環境で、わちさんは「どうなることやら」とずっと見守ってきたそうです。私もこの場所はよく通りますが、まったく気づいていませんでした・・・
無事生き延び、今年はなんとつぼみがついたと言う、わちさんに場所を教えてもらいました。
まさに!ど根性!アスファルトとブロックの間から葉っぱとつぼみが顔を出しています。
花が開くまでもうしばらくかかりそうですが、どっこい生きてるクリスマスローズ、ちょっと気にしていただけたらうれしいです。

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2月12日(金) いい香りです
ここのところ熱帯資源植物温室を入るとなんだか甘い香りが漂ってきますが、その甘い香りの正体は入り口付近にあるバニラの実なのです。

みなさんにバニラの香りをかいでほしくて
見本として熟したバニラの展示をしていますが、
現在は実際に蔓についている実が先端からだんだん熟してきて、
いい香りを漂わせています。

私も蔓になっている状態のバニラの香りをかぐのは初めてでした。

なんといういい香り♪

なんだかとってもやさしい柔らかい気持ちになるのは
私だけではないはずです。

遊川先生のお話では、
バニラの香りの源はバニリンという化合物で、
人の母乳にもバニリンが含まれているので
実際に人の心を落ち着かせる効果があるとのこと。

みなさんも是非この甘い香りをかいでみてください。

3月6日からはじまる「つくば蘭展」でも
香りに関するイベントがありますので、そちらもお楽しみに♪

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2月8日(月) おもしろい蘭見つけました♪
こんにちは、登録室の武士です。

熱帯資源植物温室でおもしろい蘭を見つけました。
その名はブルボフィルム・ファルカツムです。

このお花、会議椅子にみえませんか?

見ているとその並んで咲く姿が
だんだんとってもおしゃれな会議室のように見えてきます。

熱帯資源植物温室を入ってすぐのタコノキのそばに
展示されていますので、ぜひ実際の花を見てみてください。

小さくてとってもかわいいですよ〜♪

3月6日(日)からはじまるつくば蘭展にもおもしろい蘭がたくさん展示されますので
そちらもどうぞお楽しみにしてください。

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