筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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8月31日(月) ムクロジの実
登録室のuです。こんにちは。

園内でムクロジの実が落ちているのを見かけました。
去年はほとんど実をつけませんでしたが、今年はたくさんできています。

実の皮はよく泡立つため、かつてはせっけんの代用として使ったそうです。
黒くてかたいたねは、羽根つきの球に使われます。

秋になると葉があざやかな黄色に変わってとてもきれいです。
熟した実は黄金色でうっすら透き通り、琥珀のようにも見えます。
去年はお客さまから「ムクロジの実は見られますか?」という
問い合わせが何度かあったのですが、不作でご要望におこたえできず残念でした。
でも今年は豊作です!ぜひ見にきてください。

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8月30日(日) 紅い花がアメリカに多い理由
奥山です。

久しぶりにアメリカ北西部の花の紹介、第4弾です。
今回は私一押しの植物である赤いオダマキ、ニシキオダマキ(Aquilegia formosa)です。

ご存知の通り日本にもオダマキの仲間は自生していますが、青ないし紫の花をつけるものばかりです。いやそもそも、赤い花をつける植物自体日本には滅多にありませんね。一方で北米では、実に様々な植物が真っ赤な花を咲かせます。

北米と日本では割とよく似た仲間の植物が多く生えているというのに、こんなに大きな違いがあるのはなぜでしょうか?実はその秘密は、アメリカにいて日本にはいないある動物にあります。

それはハチドリです。

ハチドリは、中南米を中心に生息する小型の美しい鳥の仲間ですが、初夏には北アメリカに渡ってきます。ハチドリは鳥でほぼ唯一昆虫のようなホバリング飛行(空中で停止したりバックしたりできる)で移動できるため、休むことなく花から花へ飛び回ることができ、非常に優れた花粉媒介者として働きます。ですから、たくさんの植物たちがハチドリに来てもらおうと競って鮮やかな「広告」を出すのです。

ハチドリだけではなく多くの鳥の仲間は赤い色を好むと言われています。そこで、ハチドリを呼びたければ花は赤くする必要があるというわけです(正確には、貴重な蜜をなるべくハチなどの昆虫にとられないで、ハチドリにだけ見つけてもらえるように、昆虫にとってはあまり目立たない赤い色に進化したという説が有力なようです)。

ちなみに日本にも例外として、身近に真っ赤な花をつける野生植物があります。それはツバキ(ヤブツバキ)です。冬、あるいは春にヤブツバキの花にメジロやヒヨドリがやってくるのを是非よく見てみてください。

彼らの顔はきっと、花粉だらけでまっ黄色になっていますよ。ハチドリのようにはいきませんが彼らも立派に働いているのです。

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8月29日(土) 街で見つけた「見ごろの植物」
事務の松本です。
つくば駅にある、つくば市の総合案内所にて。
毎週発行している「見ごろの植物」が貼ってありました!
ご紹介ありがとうございます。

こちらの案内所はTXつくば駅改札出て左方面にあります。
つくばの観光情報の提供ほか、レンタサイクルの貸し出しも行っています。
お天気のいい日は、「サイクリングで植物園」もおすすめです♪

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8月28日(金) 富士山周辺調査生レポートその2
再び海老原です。

引き続き調査風景レポートです。

菌類が専門の保坂研究員の標本採集ボックスはとってもおしゃれです。

透明なプラスチックのボックスに、キノコのサイズに合わせた仕切りを作って入れていきます。アメリカではよく用いられている方法なのだそうです。

包みとして使われている葉っぱも彩りを添えていますね。

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8月27日(木) 富士山周辺調査生レポートその1
陸上植物研究グループの海老原です。はじめまして。

先週は、菌類の保坂研究員、種子植物の奥山研究員、コケの大学院生Uさんらとともに富士山周辺に調査に行ってきました。菌類から種子植物まで何でもわかる最強メンバーです。

写真はレンゲショウマにやってくる送粉者をじっと待って、シャッターチャンスを伺っている奥山研究員。少なくとも2種のマルハナバチが訪花しているのを確認できたそうです。

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8月26日(水) ラミネーター(パウチ機械)故障
事務のIです。

植物園フェスタのしおり作りで活躍してくれた
ラミネーターが故障してしまいました・涙。

原因は、紙や葉っぱを挟むときにボンドを付けたためです。
機械に通す時にボンドがシートからはみ出し、ローラーに
べったり付いてしまいました。

パウチするときには糊もボンドも禁止です。
ついうっかりしてしまったスタッフは自ら分解して修理して
くれるそうです。機械に強いっていいですね。

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8月25日(火) 電気ビリビリ!
育成管理の二階堂です。

ビリビリビリビリッ!!!
 朝の仕事始め早々に、手の甲と足の太腿に激痛が走りました。種子の有無を調べていたハチジョウイタドリの葉裏を覗き込むと、体長3cmもある大きなイラガが!たいてい毛虫の毒針は痒みを起こすのですが、こいつは激痛派です。私の今までの被害経験は毒針1つに軽く触れる程度のものだったので、その一点がイライラするぐらいで済んでいました。剪定仕事ではしょっちゅう刺されるので取り立てて騒ぎもしません。しかし今回は虫全体に皮膚を押し付けてしまったようです。被害部位に生じた無数の赤い点々は腫れて広がり、直径5cmにもなってしまいました。激痛レベルはスズメバチに負けない程です。痛みが気にならなくなるのに4時間もかかり、イラガの本当の怖さが身にしみました。こしゃくな奴と見くびっていたこの虫に今後は畏敬の念をもって接することにします。

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8月24日(月) 植物観察と植物画を描く講座
こんにちは。事務のシグロです。

一昨日は、NHK学園・国立科学博物館の共催でここ植物園を会場に植物画の公開講座が開かれました。
 植物園で育てられている様々なランや変わった植物などをモチーフに、
研究員から植物観察のお話を聞き、NHK学園の講師の方々の直接指導のもとで植物画に挑戦します。
 会場はみなさんの熱気でさらに熱気(暑さのせい?)を帯びていました。
 NHK学園の皆様ありがとうございました。

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8月23日(日) シンビジウム・カナリクラツムの展示、栽培小話
温室担当のKです。

8月15日の熱帯雨林温室低地林1階「特殊な環境で生きる植物コーナ」の公開に合わせて、シンビジウム・カナリクラツムを開花することが出来ました。蕾みが早く開きそうだったので冷房温室に移動して、開花を遅らせて見事に展示することが出来ました。今週いっぱい位が見頃ですよ!

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8月22日(土) 雌花から雄花へバトンタッチ
登録室のuです。

熱帯資源植物温室で雌花を咲かせたキングバナナ。雌花がすっかり咲き終わり、バナナの実がだんだん大きくなってきました。

今咲いているのは雄花です。あでやかな雌花に比べてやや地味な印象の花が苞の内側に並んでいます。これからは雄花が咲き続け、花茎は下へ下へと伸びていきます。

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8月21日(金) むかしの植物園(プロムナード)
事務のIです。

この写真は、昨年の開園25周年記念展示「植物園のいまむかし」
で使用したものです。

真ん中のトチノキ、マロニエ、両側のメタセコイアなどがまだ低く、
空がこんなに見えてる〜と驚きました。
今では見上げてもてっぺんがわからないくらい高い木に
成長しています。
ご来園の際には、ぜひこの写真と今の景色を比べてみて下さい。

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8月20日(木) チェーンブロックで引越!
育成管理の二階堂です。

8月15日にオープンした熱帯雨林温室の1階、渓流に生きる植物達が植栽されています。その、流れを組んだ石組みを周って2階通路の下に差しかかると、直径約1mの巨大な球状の物体がぶら下がっているのが見られます。

それはビカクシダと言う着生する常緑シダです。先月までは熱帯資源温室の梁に下がっていたのですが、リニューアルオープンに向けて移されました(移植と言う?)。写真はその時の風景です。温室の中で3又を組みチェーンブロックを用いました。足場が悪かったり重心が取れなかったりで、実のところマンパワーとやる気で吊るし下げました。

植物は育つと大きくなり、そして重たくなるので、移動の際には土木作業と同じ技術を求められる事が多々あります。

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8月18日(火) 植物図鑑のここがおすすめ!その4
植物図鑑担当です。

図鑑のおすすめとしてはずせないのが,「園内の花」です.これは,園内での開花時期を表していますが,過去5年以上にもわたって行われた開花調査データに基づいています.

当園では,スタッフたちが毎週,雨の日も暑い日も寒い日も欠かさず開花調査をしていて,どの植物がいつ咲いていたかを記録してい
ます.

ここ数年のデータを集計して,例年いつ頃咲いているかを表したのがこの「花の時期」です.よくお客様から,この植物はいつ咲きますか?というお問い合わせがありますが,これを見れば一目瞭然!花を見たい植物に合わせてぜひご来園ください!

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8月17日(月) アルバイト永田の水草訪問C 〜ウキクサ前線到来〜
こんにちは!

ただ今、満開のウキクサ(コウキクサ)の花が見ごろです!
水生植物温室と研修展示館をつなぐ通路にコウキクサを展示しております。(ミジンコウキクサもおりますよ)

今の時期、タイミングが合えば、田んぼにいるようなウキクサをよーくみてみると、葉のわきから白いものが出ているのがご覧いただけると思います。

写真はコウキクサの雄花の様子を顕微鏡写真で撮影したものです。葯から花粉が出ています!
これが花です!
花びらこそ無いのですが、なんと可憐な花でしょう。
自分の中にある花という言葉の概念を覆された、小さいけれど大きな衝撃です。

ウキクサは小さいけど、よく見てみると意外と種類があるのが確認できて面白いです。
そこで一句。。

散歩道 あれはなにかな ウキクサだ!

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8月16日(日) 園内百景その2【南の国の豚】
こんにちは。事務の松本です。
園内百景シリーズ・・・どこまでいけるか、気長に挑みます。
今日はこちらの木彫りの豚をご紹介いたします。
お客様からおたずねが多い、隠れた人気者です。

その正体は・・・南の国の嫁入り道具!大変縁起のよい豚です。
バヌアツ共和国では、嫁入りの際、富の象徴である豚を持っていく風習がありました。
今では、本物の豚の代わりに豚の置物を持参するそうです。

ご利益期待!さわっておきます。
すべすべです。

皆様も、ぜひ。
研修展示館1階にご注目ください。

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8月15日(土) 植物図鑑のここがおすすめ!その3
植物図鑑担当です。

図鑑のトップページがおすすめです.ちょっとクセのあるこのページ,じつは担当者のこだわりが詰まったページなのです.
トップページでは,まず今まさに園内で開花している植物が表示されます.なんでこんなことができるかって?それは,たとえばページを見ている日が8月1日ならば,「花の時期で探す」を8月上旬に指定したときに該当する植物が自動的に表示される仕組みになっているのです.しかも表示順は「スタッフおすすめ順」!見ごろの植物(園内の植物)ページで紹介する植物ほど,私たちのおすす
めですから,紹介数が多い植物順に並べられています.ホームページがリニューアルしてもうすぐ2ヶ月.すでに10回にせまる植物もあります.1年後,3年後,どの植物がトップにくるのか,私たちも楽しみです.

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8月14日(金) 木の身体測定をしてみよう!
事務のIです。

新しいクイズが登場しました。
木の身長、ウエスト、直径を測るクイズです。
どうやったら背の高い大きな木の身長を測ることができるでしょう?
少し難しいですが、わかったときはすごく嬉しいですよ!
期間は夏休み中8/31までです。ぜひ、挑戦してみてください。

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8月13日(木) チョウは知っていた
奥山です。

熱帯雨林温室のそばを歩いていると、青い閃光のようなものが目の前を横切りました。夏を象徴する美しいチョウ、アオスジアゲハです。どうやら一本の木に惹き付けられているようです。見慣れない木ですが、アオスジアゲハが惹き付けられるということは、、、。

やっぱり。日本には自生していない樹木、クスノキ科のCinnamomum parthenoxylon(シナモマム・パーテノキシロン)でした。クスノキやヤブニッケイに近い種類ですが、葉っぱの様子がだいぶ異なるので、一目でクスノキ科とは分かりません。きっとこのチョウにとっても見たことのない木だったに違いありません。

アオスジアゲハの幼虫は、基本的にクスノキ科の植物しか食べることができません。ですから、母親も間違えずにクスノキ科の木を見つけて卵を産みつけなければいけません。たとえ見たことがない木であったとしても、チョウにはそれがクスノキ科かどうか分かってしまうのです。

おそらくクスノキ科に特別な匂いを嗅ぎ分けているのだと考えられますが、この研究者顔負けのチョウ能力の正体は、まだ完全に明らかになっている訳ではありません。

新葉の裏を丹念に探していくと、、、やはりありました。卵です(写真)。それにしても、ここからかえった幼虫は、はたしてこの舶来の植物で無事育つことができるのでしょうか??

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8月12日(水) 植物図鑑のここがおすすめ!その2
植物図鑑担当です。

図鑑では,いろいろな検索ができます.かんたん検索では,名前や科名の一覧から探せますし,花の時期から探すこともできます.ご来園される前に,何が咲いているか事前調査できます.
詳細検索では,学名,植栽区画,絶滅危惧かどうか,筑波山にあるか,などが調べられます.マニアックに調べたい方におすすめです.
写真の検索もできます.花の写真,果実の写真,芽の写真を探したり,撮影月でも探せます.おすすめは「その他部位」に「紅葉」をいれての検索です.色鮮やかな写真がずらり並ぶので,少し早い秋の気分にひたれます.

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8月11日(火) 夜に香るフウラン
事務のIです。

只今教育棟に「フウラン(Neofinetia falcata)」を展示中です。

夜行性のガの行動にあわせて夜に強い香りを漂わせるそうですが、
薄暗い曇りの日や、夕方には、なんともいえない涼しげな甘い香り
を楽しむことができます。
今週いっぱいが見ごろですので、ぜひこの機会にご来園下さい。

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8月10日(月) タネを飛ばして遊ぼう!
事務のIです。

お天気もちょうどよかったので、屋外の中央広場で
タネの模型を作り、実際に飛ばして誰が一番長く
飛んでいるか競争しました。

皆上手に作って良く飛びました。作った模型はプレゼントです。
植物のタネについて面白い話も聞けて、オススメのイベントです。
次に開催するときはぜひお見逃しなく!

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8月9日(日) 研究員のある夏の一日〜チャルメルソウを探し求めて〜
奥山です。

先週は岩手に出張していました。せっかくの東北遠征なので、ついでに私の研究材料の1種であるコチャルメルソウを採集していこうと、帰り際に軽い気持ちで山を巡ります。コチャルメルソウは本州のほとんどの地域に分布していて、特に珍しい植物ではないはずです。

ところが、です。1日で宮城県、山形県、果ては新潟県にまで足を伸ばせど、なぜか見つかりません。正直言って、これまでこんなにチャルメルソウの仲間を見つけるのに苦戦したことは、そうそうありません。何年もつきあってきた自分の研究対象が見つけられないなんて、研究者としてのコケンに関わります。見つけるまで帰るまい、と、こうなったら意地です。

結局見つけることができたのは帰る間際、福島市の某所でのことでした。日が沈みかけ、焦りましたがなんとかお目当てに出会えて満足です。目的を達成した林でふと我に返ると、むせ返るようなクサギの花(写真)の強い香りが立ちこめていました。夏の山の独特な気配です。

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8月8日(土) 植物図鑑のここがおすすめ!その1
植物図鑑担当です。

当初,掲載植物は400種くらいでしたが,すでに700種を超えている植物図鑑,この図鑑にはおすすめがたくさんあります!
まず写真です.園内の植物を、いろいろな部位(例えば果実の写真など),時期で撮影しています.これらは主にボランティアさんたちの功績です.
写真があまりにもすばらしいので,ご来園され実物をみたときに,それと分かっていただけるか心配なくらいです・・・.

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8月7日(金) 「ゴーヤ」のトンネル
國府方です。

「生命を支える多様性区」野菜コーナーに夏の代表的な野菜「ゴーヤ」のトンネルをつりました。

いまですと、花から果実へ生長する様子を間近でみることができます。
3mくらいのトンネルですが、まるで図鑑の生長解説そのもので感動です。

ちなみに「ゴーヤ」には「ニガウリ」、「ツルレイシ」の別名がありますが、「ゴーヤ」のほうが夏バテに効く気がするのは私だけでしょうか。

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8月6日(木) バナナの花が咲きました
登録室のuです。

早くもキングバナナの雌花が咲きました!
苞がめくれ、雌花と、その根元にバナナの赤ちゃんが並んでいます。

よく、雌花だけでどうやって実がなるの?という質問がお客様からありますが、栽培バナナには受精せずに果実が育ち、たねができない性質のものが多く選ばれているのです。このバナナもそのひとつです。

雌花が数回咲くと、雄花が咲き続けます。雄花はほぼ一年中咲いていますが、雌花はなかなか見られません。今が観察のチャンスです!

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8月5日(水) 園内整備 〜職場体験の学生と〜
皆様こんにちは。ふたたびアルバイトの永田です。

今回は植物園の中にある池のスイレンを整備です。

スイレンは泥の中で根茎を長く這わせていますので、肩まで腕を水の中につっこみ抜き取ります。
根茎は抜き取る際に折れやすいので、作業中どれだけ長く保ったまま抜き取れるかを競ってしまいます。
そんな中、職場体験で来ていただいたW君がついにやりました!

一番長い根茎です!

植物に興味があるから当園を選んでくれたそうですが、暑い中作業も頑張ってくれて頼もしい限りでした!

スイレンはスイレン科スイレン属に入ります。
ハスはハス科ハス属に入り、スーパーに出回っているレンコンは食用ハスです。
浮葉になる葉もありますが、大半の葉は水面を突き抜けて立つ葉(抽水葉)になります。

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8月5日(水) アルバイト永田の水草訪問B 〜イバラモ発見!〜
皆様こんにちは!今回私がお邪魔したのは宮古島です。
T先生とともに羽田から那覇へ。那覇から宮古島空港に降り立ち、レンタカーを借り、すぐに目的地である池へ。

背の高いサトウキビ畑の間のがたぼこ道をドンドン進み、池発見!
しかし、何やら工事をしている模様です。
看板には何と「水草除去作業」とかいてあります!亜熱帯で二人は凍りついた。
岸でショベルカーを運転しているおじさんに聞いてみると、伸びまくるクログワイの除去を行っているそうです。
おかげで枯れたクログワイがどんどん堆積しそのうち陸になってしまうのを防ぐのだそうです。

そうこうしているうちにおじさんはアルミボートを貸してくれたのでした。
ありがとうございました!

池の上には手作りの大人7-8人が同時にのれる手作りイカダの上でおじさんたちが刈っています。
今回の採集の目的の一つがイバラモでしたので、おじさんたちにイバラモの特徴を伝えるとなにやら岸側にある様子。

人に恵まれ自然に恵まれて。
T先生、かぎ棒で水底を探ります。瞬間、

「あった!!」

イバラモ(Najas marina L.)はイバラモ科イバラモ属に分類され、全国の湖沼、ため池に生息する沈水植物です。
産地により葉のサイズや、形、鋸葉の形に変異が多いです。
茎は折れやすく、手で触ると名前の通りチクチクします。
私はイバラモをとても好きになりました。

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8月4日(火) バナナにつぼみ出現
こんにちは。登録室のuです。

温室管理担当のNさんが、キングバナナにつぼみがふたつ出てきたと知らせてくれました。
さっそく熱帯資源植物温室へ行ってみると、株の中央にひとつ、右上の方にひとつ、
縦長のかたまりを発見。特に右のつぼみは大きくてりっぱです!
つくば植物園のリーフレットにもキングバナナの雌花の写真が載っていますが、この美しい花を生で見られる日も近そうです。

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8月3日(月) たねで遊ぼう
こんにちは。事務の松本です。

昨日で植物園フェスタが終わりました。
ご来園くださいましたみなさま、ありがとうございました。
フェスタは終わりましたが、「たねの展示」はお盆すぎまで、「わくわくたんけんクイズ」は夏休みいっぱいまで開催予定です。

日曜日に夏休み特別イベントがあります!
【たねで遊ぼう】
8月9日(日)10:00〜 15:00〜 (各回30分程度)
植物のたねの解説のあと、たねの模型を飛ばして遊ぶイベントです。
プレゼントもあります♪
先着30名。電話、または窓口でお申込ください。(問合せ・申込:029-851-5159)

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8月1日(土) 葉っぱでお面を作ろう!
初めまして。事務のシグロです。

植物園フェスタでは、今日から「葉っぱでお面を作ろう!」を行っています。
このお面作りは夏のフェスタでは初めての登場です。
大きなホオノキの葉っぱを使って楽しく自由にお面を作ってみよう!
フェスタもいよいよ最後の週末を迎え、明日までとなりました。
ボランティアの皆さんとともにお待ちしています!

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