筑波実験植物園

閉じる

こんにちは植物園です

<<前年 | 翌年>>

<< 2025年6月 >>

6月13日(金) 企画展【シジュウカラの社会】(7月5〜13日)|進行状況
こんにちは。名誉研究員(元、動物研究部)の濱尾です。

植物園ではキビタキがさえずり、シジュウカラの家族群が枝を渡っていく様子が見られます。
企画展「シジュウカラの社会−鳥の眼で見る植物園−」はWebサイトもオープンし、いよいよ準備が本格化してきました。

この企画展で見ていただきたいポイントのひとつは、シジュウカラの「戸籍」から見えてくる彼らの社会です。植物園では、すべての繁殖個体とそのヒナに、許可を得て足環を付けています。それによって1羽1羽を区別して記録をとっているので、各個体の一生を追跡することができます。

それでは、好評につき展示内容紹介クイズ第2弾を!

問題 | 植物園での14年にわたる調査で戸籍が作られたシジュウカラの数はどれくらいでしょうか。

(1) 140個体
(2) 1322個体
(3) 4649 + 999個体

答えは企画展「シジュウカラの社会」で! 4649(よろしく)!999(サンキュー)!




写真のオスは3年連続して巣箱で繁殖し、3年目はつがい相手を変えたことがわかっています。写真は許可を得た研究活動の中で撮影されたもの。

ページトップへ

6月9日(月) 企画展【シジュウカラの社会】(7月5〜13日)|進行状況
こんにちは。名誉研究員(元、動物研究部)の濱尾です。この夏、「シジュウカラの社会−鳥の眼で見る植物園−」という企画展を、植物園研究員の奥山さんと一緒に監修することになりました。

私は植物園のシジュウカラについて、巣箱をかけて14年間調べてきました。この企画展では、寿命やつがい関係などふつうは知ることのできないシジュウカラたちの暮らしの全貌を公開します。

植物園はフィールドミュージアム。植物だけではないんです。鳥の社会を、また鳥と植物をはじめとした植物園の自然とのかかわりをご覧いただくつもりです。

それでは、開催に先立って展示内容紹介クイズを!

問題 | 植物園で繁殖しているシジュウカラたち。最高齢で繁殖した個体は何歳だったでしょうか。

(1) 7歳
(2) 14歳
(3) 75歳

答えは企画展「シジュウカラの社会」で! 151羽について何歳まで生きたかのデータも公開します。


※写真は許可を得た研究活動の中で撮影されたものです。

ページトップへ

6月7日(土) 世界最大級のラン、グラマトフィルム・パンテリヌムが開花!
こんにちは、園長の遊川です。

世界最大級のラン、グラマトフィルム・パンテリヌムが、水生植物温室で満開です。
現在、草丈230cm、花茎の長さ226cm(さらに伸長中)、5本の花茎にはそれぞれ約75輪の花が着いています。
この種はボルネオなどの熱帯雨林の高木の枝で暮らします。
自生地以外での開花はたいへん難しく、国内ではわずかな例しかありません。
当園では12年間の試行錯誤の結果、開花に初めて成功しました。
見頃は6月下旬までと予想しています。

ページトップへ

6月6日(金) 「クレマチス園公開」と「つくば夏の洋蘭展」が同時に見られるのは6月8日(日)だけ!
ラン栽培では日本屈指のつくば洋蘭会のご協力で、「つくば夏の洋蘭展」が6月8日(日)から始まります。
同日に「クレマチス園公開」が終了となりますので、6月8日(日)のたった1日のみ、どちらもご覧いただくことができます。
めったにないこのスペシャルな1日にぜひご来園をお待ちしております。

ページトップへ

6月3日(火) 「もう一度楽しめる!!ヒスイカズラ」
こんにちは、温室のふじもんです。

3月に咲いていたヒスイカズラに2番花が付き、ふたたび見ごろになっています。
きっと花を見ることができなかったお客様の思いがヒスイカズラに伝わったのだと思います。

今なら花と果実の両方に出会うことができます!
ちなみに自然界でヒスイカズラの受粉をおこなうのはコウモリと言われていますが、ここの果実はスタッフが受粉しました!
花の見ごろは今週末くらいまでの予定です。

ページトップへ

6月1日(日) 6/8(日)から「つくば夏の洋蘭展」始まります!
「つくば夏の洋蘭展」を6月8日(日)から6月15日(日)まで開催します。
つくば洋蘭会の皆様が丹精込めて育てた最新の園芸品種、珍しい野生種など、様々な作品をお楽しみいただけます。
力作の数々をぜひご覧ください

ページトップへ

copyrights