筑波実験植物園

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10月24日(木) これぞ《実験》植物園!! 〜ハーブ園でボランティア講習会〜
こんにちは、登録室のTです。10月23日(水)13時〜14時でボランティア講習会が開催されました。この講習会は、当園ボランティアススタッフ対象で、年8回、筑波実験植物園の研究員から直接、各人の専門分野の研究や、担当する企画展についてのお話しを聞くことができる貴重な機会です。私たち登録室のスタッフも、業務に支障がでない範囲で、一緒にお話しを聞かせていただくようにしています。今回は、ちょうど「きのこ展」が閉幕し、ほっとひと息つけたグッドタイミングでした。

講習会というとセミナー室での座学というイメージかと思いますが、当園では、今回のように屋外でお話しを聞くというケースもあります。今回は、「ハーブ園でじっくり解説」とのタイトル通り、H2区画のハーブ園を歩きながらの講習会となりました。参加されたボランティアさんは皆さん非常に熱心で、博士の一言一句を聞き漏らすまいという姿勢で、熱心にメモを取ったり、質問したりしていました。園案内にもすぐに役立つ植物知識や面白雑学など、盛りだくさんの内容で、時間がどんどん過ぎていきました。最後は水野研究員の本領「色」について、実際にハーブティーを入れてその変化を観察し盛り上がっていたところ、14時少し前に雨が降り始め、話の花は傘の花に変わりお開きとなりました。

今回の講習会を担当した水野研究員は、生物有機化学、園芸学、植物生理学を専門とし、多彩な花の色の発現機構に関する研究を行っています。そのため園内の担当区画(H2・H3)にも、花・葉・茎・根などカラフルな部位を持つ植物がたくさん植えられています。これぞ「筑波《実験》植物園」と呼ばれる理由です。ほかの研究員もそれぞれの専門の区画を有し、実験フィールドとして研究を行っています。
※研究フィールドである当園での動植物の採取(果実や落ち葉などもすべて)は禁止です。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

●筑波実験植物園の研究員紹介はこちらから。

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10月17日(木) きのこ展の様子 〜アンケートのご意見を受けて〜
こんにちは、登録室のTです。きのこ展が始まって中日を過ぎました。残すところあと4日です。すでに前半の5日間で約6000人のご来園がありました。皆様からお寄せいただいたwebアンケートも400件を超えました。運営スタッフ一同、うれしい悲鳴を上げています。本当にありがとうございます。今日は、皆様の感想やご意見・ご要望に対して、少し説明させていただこうと思います。

@屋外テント会場
多目的温室が使えないため、昨年に続き今年もテントでの生きのこ展示となりました。 1か所緑のテントがあり、そのテント下は見づらいのですが、会場に必要なテント数でそのようになりました。スマホのライトで手元を照らしてご覧になっていた方もいらっしゃいました。

Aきのこ案内板
案内板の場所がわかりづらかった(いつもの場所になくて探した)という方もいたようですが、プロムナードのつきあたりに設置しており、きのこ博士が毎日、写真付きで更新しています。

Bきのこ博士による園内ツアー
コロナ禍で中止していた案内を今年は制限なしで解禁としたので、予想通り「大名行列」となりました。人数を制限するとか予約制にするという案もありましたが、せっかくの屋外案内なので、ギャラリーが多くても、どなたでも参加できることを最優先にした結果です。小さなお子様からご高齢の方まで、思い思いに楽しんでいただけると思います。(10/19&10/20も12:30〜開催予定です。)

Cマッシュルームつかみ取り
日曜日の朝一でのイベントで、これを目当てに来園される方が多いため、この日は前半最多の2000名超の来園数でした。つかみ取りはわずか30分で終了となってしまいました。参加できなかった皆様には大変申し訳ございませんでした。「土曜日や平日もやってほしい。」というご要望も多く寄せられていますが、販売店様のご好意、ご協力での開催のため、現時点では回数を増やすことができない状況です。ご了承ください。

D研究展示(研修展示館1階)
こちらはパネルを作っている段階でも、(少し難しすぎるかも・・・)と感じていたのですが、意外に「興味深く、勉強になった」とのご意見もあり、多くの方が、熱心にご覧になっていました。2階のアート作品や3階の「きのこ画コンテスト」と合わせて、「きのこ展」を楽しんでいただければと思います。

Eクイズラリー
「クイズラリーの範囲が狭くなっていた」「園の奥の方までクイズラリーをしてほしい」というご要望もありましたが、ベビーカーや車いす、ご高齢の方や足の不自由な方など、一人でも多くの方に参加していただきたいとの考えから、今回は、池の手前の範囲で5問設置しました。園内きのこマップには一番奥の森で見られるきのこもお知らせしていますので、健脚の方は、クイズラリーとは関係なく自由に散策していただければと思います。尚、クイズラリーの場所や会場への誘導として、きのこ展フラッグを立てていますので、目印としていただければと思います。


他にも、様々なご意見ご要望が寄せられています。きのこ展終了後にじっくりと拝読し、次年度以降の企画の参考にさせていただきます。

今週末も、駐車場がかなり混雑すると思います。臨時に職員駐車場を開放しても足りないくらいですので、できるだけ公共交通機関をご利用のうえ、ご来園いただきますようお願いいたします。


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10月11日(金) 見て・触って・歩いて・・・アクティブきのこ展、開幕です!
こんにちは、登録室のTです。爽やかな秋晴れの下、明日10月12日(土)からきのこ展が開幕です。

直近の1カ月間、きのこ展担当の博士たちは出張続きでした。展示準備の確認は、現場で直接話し合った方が早いし、意図も伝わりやすいのですが、メールでのやり取りが中心となっていました。3日前の夕方には、研修展示館1階の研究展示コーナーは、まだパネルしかかかっていない状態でしたので、「本当に間に合うの?大丈夫!?」と内心ハラハラしていましたが、今朝(10/11)見てみたら、見事に展示物が並んでいました。あとは少しだけ資料を追加作成し、会場全体と整えて完了。無事、内覧会を迎えることができました。

屋外テント下の生きのこ展示会場では、コロナ禍で中止を余儀なくされていた「触る・嗅ぐ」も解禁となります。「きのこ博士による園内きのこガイドツアー」も曜日限定ですが、開催します。よりアクティブな「きのこ展」になると思います。

尚、土・日・祝日は、当園駐車場がかなり混雑すると思います。できるだけ公共交通機関をご利用のうえ、ご来園いただきますようお願いいたします。


●ライブ配信で予習しよう! 10月11日(金)18:30〜19:30
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