筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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4月27日(金) ハンカチノキ咲いてます
こんにちは、登録室の武士です。

毎年ゴールデンウイークのころに
ハンカチノキを楽しみに来園くださる方がたくさんいらっしゃいます。

今年は3月に暖かい日が多かったためか、
いろいろな植物が例年より1、2週間早めの開花をむかえており、
ハンカチノキも先々週から真っ白な苞(ほう)をたなびかせながら
花をさかせています。

今日確認したところ苞が地面に落ち始めていますので
「そろそろハンカチノキが見られるな〜♪」と楽しみにされている方は
お早めにご来園いただけたらと思います。

また今週末からはクレマチス園公開もはじまりますので
合わせてお楽しみいただければと思います。

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4月17日(火) ヤマガラ in 巣箱!
こんにちは。事務のMです。
静寂の冬から、あっという間に躍動感あふれる春に突入しました。
徐々に春めいてきたな〜と思ってからが速く、一気にむくむくと動き出した感じがします。

そのような折・・・動物研究部の濱尾先生から春らしくも驚きのご連絡がありました。

園内にはここに生息するシジュウカラの調査研究の一環として
2012年から巣箱が30個近くかけられており、定期的に調査が行われています。

産卵シーズンに入ったため、園内で調査研究用にかけている巣箱の様子を確認していたところ、
いつもはシジュウカラが入っているのにヤマガラが入っていたとのこと!
巣箱をかけて約6年経ちますが、初だそうです。

その現場をおさえた写真がまた・・・

ヤマガラが「利用していますが何か?」と言わんばかりに
つぶらな瞳をこちらに向けているではありませんか・・・

かわいい。。。(ため息)

ああ、いや、どうぞどうぞと言いたくなってしまいます。


濱尾先生によると、このヤマガラのお母さんは3/31に1個目の卵を産み、
1日1個ずつ、お腹の下に卵があるので未確認ですが、
おそらく6-7個を産んだところで温め始めたところのようです。

そしてだいたい2週間抱卵してふ化、その後両親で餌を運び、16日くらいで巣立ちます。

お話を伺うなかで、ふと、今までシジュウカラしか巣箱を利用していなかったのが不思議に思えてきました。

かけられている巣箱はそもそもシジュウカラ専用だったのかな??とも思いましたが、
濱尾先生曰く、巣箱の穴=頭の大きさはシジュウカラもヤマガラもだいたい同じなので、
巣箱の設計で、種を分けて営巣させることはできないとのことです。

ちなみにシジュウカラとヤマガラで競合した場合は、
微妙に大きいヤマガラの方が強いと言われているそうです。

ただ、ヤマガラはよく茂った常緑樹林を好むので、
シジュウカラと違い公園のような環境ではあまり繁殖せず、
つくばの市街地だと冬には多く見られるものの、
春になっても残って繁殖するものは多くないそうです。

つまり、ヤマガラは今までは越冬に来ても、
春まで残り園内の巣箱を利用して繁殖することはありませんでしたが、
今年は1つがい植物園に残ったということが言えます。


いったいなぜなのか不思議なところですが、
はっきりとした原因は分からないそうです。

個人的には、シジュウカラもヤマガラも、
身近な鳥でとてもかわいらしく見かけるたびに癒されております。
ヤマガラが「ここ、良いわねえ・・・」と気に入って
園内で繁殖してくれるのは嬉しいところですが、
今後、園内の巣箱利用において、シジュウカラとどのようなバランスになっていくのか・・・
とても興味深いところです。

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4月13日(金) さくらそう品種展、14日(土)から開催です!
明日、14日(土)から22日(日)まで
「さくらそう品種展」が開催されます!

今年は暖かく、教育棟付近のソメイヨシノは散ってしまいましたが
多種多様なサクラソウを眺めていると春を感じられます。

外に展示されているサクラソウはもちろんですが、
教育棟内に展示しているパネルもぜひゆっくりご覧いただきたいと思います。

そもそもサクラソウとは?というお話に始まり、
野生種の貴重性、園芸品種の多様性について科学的な研究に基づいたお話、
栽培の歴史などを知ることができます。

外に出ると、江戸時代から続く伝統的な展示方法である「桜草花壇」がありますが、
この和の粋な雰囲気も、サクラソウが昔から愛でられていたことを学んでから見ると、また一層しっくりきます。

野生のサクラソウ、園芸品種のサクラソウとこんなにも昔から愛されていたというのも、
そのかわいらしい姿を実際に見るとよくわかるような気がします。
花を愛でるという当時の豊かな心に思いを馳せつつ・・・

筑波大学が保有するサクラソウの園芸品種の数々にも圧倒されます。
ひとつひとつ、こんなにもいろいろな形や色があるのかとじっくり見入ってしまいます。
個性的な名前もあわせて見ますとまた興味深いものがあります。


春の心地よい季節、皆さまのご来園をお待ちしております♪

*なお、開催は22日(日)までですが、16日(月)は通常通り
休園日となっておりますのでお気をつけください。

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4月9日(月) 大きくなった姫〜ゾウコンニャク、昨年に続き開花!
こんにちは、事務のMです。
ちょうど昨年の今ごろ・・・4月下旬くらいに、
ゾウコンニャク開花しました!の記事を作成しました。

あれからあっという間に1年近くが経った本日4月9日、
温室のこばやんから連絡が入り・・・なんと今年も開花しはじめたとのこと!!

お昼過ぎに見に行ってみると、心なしか、
いや確実に頭(花序)が昨年より大きい気がします!

昨年のブログでは、ショクダイオオコンニャクが女王なら
ゾウコンニャクは姫のようだと書きましたが・・・
なんでしょう、今回は、姫が一回り大きくなったとまで言わずとも
貫禄がついて帰ってきたというのか・・・

イモはそれほど変わらない大きさだったようですが、
思いのほか大きく成長してくれたようです。

におい、それほどないような・・・と思って顔を花の真上の近づけたところ
パンチをくらったような感じで頭が後ろにガクっとなりました。
やはり何ともいえないにおいです。
くさいはくさいのですが、ただのくささではない・・・
これはかいだ人ではないとわからないにおいだと思います。
(※夕方見に行くと、花序を包む苞はさらに開き、においは顔を近づけなくても漂ってきました!)

本日開花し、みごろは4月10日、11日の2日間だけです。
熱帯雨林温室1階で公開しておりますので、
大きくなった姫をご覧に、においを体験しに、皆さまぜひご来園ください♪

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