筑波実験植物園

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5月18日(水) ホシザキユキノシタ
こんにちは、スタッフの奥村です。

植物園のホシザキユキノシタが咲き始めました。
この花は、筑波山で初めて発見され命名された 筑波山の固有種なのですが、筑波実験植物園でも見ることができます。

ユキノシタとの違いは、下側の2枚の花弁が短く、幅も狭いことです。これにより、花が星のような形に見えることから「星咲き」と呼んだのが名前の由来だそうです。

ホシザキユキノシタは1988年につくば市の天然記念物に指定され、1997年にはつくば市の花として選定されています。また、生育場所が極めて限られていることから、現在は茨城県のレッドデータブックにごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高いもの(絶滅危惧TA類)として掲載されています。

筑波山では自生地の男体山の頂上の他に、筑波山神社の石垣でも見ることができますが、
「筑波山まではちょっと遠いなぁ」「山道を登って見に行くのは厳しいなぁ」と思う方はぜひ、筑波実験植物園にお越し下さい。
段差のない、舗装された園路からホシザキユキノシタを観察することができます。

また、当園で発行している「みごろの植物 第706号」でもホシザキユキノシタが紹介されています。

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5月9日(月) クレマチス園公開
こんにちは、事務のIです。

4月29日からコレクション特別公開「クレマチス園公開」が始まりました。
例年5月中旬頃までみられる大輪の早咲きの種類が今年は少し早く終わってしまいそうですが、
その分、中旬頃が見ごろの八重咲き品種などが、少し早目に咲き始めています。

6月5日までの開催期間中、5月28日からは、「クレマチス園公開」に加えて企画展「琉球の植物」も開催します。
園芸店によるクレマチスなどの販売もありますので、ぜひこの機会にご来園をお待ちしております。

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