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- 2月28日(金) 【つくば蘭展NEWS】こころくばり
- こんにちは。事務の松本です。
バックヤードにずらりと並んだランの中から
鈴木さんが数鉢をよりわけています。
そのこころは!
「水まきの水が当たらないように」とのこと。
蘭展期間中に展示できそうだから、
花や、つぼみが
水があたって痛まないように、と
バックヤード全体の水やりとは別にするそうです。
なんて繊細なこころくばり!
それでも…この鉢たちが当日見られるかは
まだまだわからないのが、生きてる展示物のさがであります〜
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つくば蘭展 3/16(日)〜23(日)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2014/03orchid/
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- 2月27日(木) 【つくば蘭展NEWS】バックヤード訪問
- こんにちは。事務の松本です。
園内で展示していない
3000種類以上のランコレクションはバックヤードで
管理されています。
「いま、ノビル系が見ごろ」と栽培担当の鈴木さん。
(左下と真ん中)
なるべくたくさん見せられるようにしたいといって、
花の様子をじっと見極め、
暖かい部屋につれていったり、寒い部屋につれていったり
花の開花を調整しています。
朗報!限定先着15人のバックヤードツアーの申込受付中です。
詳しくはwebをご確認ください♪
ツアーでの写真撮影は禁止なので、このブログで少しずつ
準備の様子をお伝えしていきたいと思います。
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つくば蘭展 3/16(日)〜23(日)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2014/03orchid/
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- 2月26日(水) 【つくば蘭展NEWS】標本図の世界
- こんにちは。事務の松本です。
今年のつくば蘭展は、特別展示で「植物標本図」をとりあげます。
日本では現在、おしば標本から
モノクロの点と線だけで植物標本図を描く専門家が
ほとんどいない状態で、技術の継承が危ぶまれています。
そこで、植物園では
植物標本図の専門家、中島睦子氏に講師をお願いし、
平成24・25年度の2年間、
「科学のための植物標本図を描く」と題した講座を実施し、
技術の継承に努めてきました。
今回は、学術的にも貴重な標本図の意義、技術、歴史を紹介するとともに、講座受講生の作品を展示する予定です。
中島先生から届いた原画の包みを開いたとき
ドキリとしました。
点と線だけなのに、
A4のサイズの中で放たれる、圧倒する存在感。
特別展示「発見する眼―ランで見るサイエンティフィック・イラストレーション」、ご期待ください。
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- 2月25日(火) 少しずつ、春
- 登録室のuです。
W4(冷温帯)区の小川沿いで、ミチノクフクジュソウが1輪、開きました。
周辺にはつぼみがふたつ。ふきのとうによく似ていますが、これは有毒植物。
実際、ふきのとうと間違えて食し、中毒を起こすケースがあるそうです。
22日に紹介したセツブンソウは、花の数がだいぶ増えてきました。
隣では、フクジュカイがにぎやかに背を伸ばしています。
フクジュカイは、フクジュソウとミチノクフクジュソウの雑種を起源とする園芸品種で、
「福寿草」としてよく栽培されているとのこと。
ミチノクフクジュソウは、フクジュカイのお父さん(お母さん?)というわけです。
フクジュカイのさらに隣では、ユキワリイチゲが咲き始め、ミスミソウのつぼみも
ふくらんでいます。
少しずつ春が近づいています。
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- 2月24日(月) 植物博士のギャラリートーク
- こんにちは。
事務のIです。
2月22日(土)に,植物博士のギャラリートークがありました。
第30回植物画コンクール入選作品について,門田先生が作品の見方や,
植物を観察するうえでの重要なポイントを解説してくださいました。
午前,午後ともに先生のお話にうなずきながら熱心に耳を傾ける
お客様が多くいらっしゃいました。
お話の中で,先生がご自身で描かれた絵を見せてくださる場面がありました。
それは植物画ではなく,昆虫の絵でした。
中学2年生の時に自由研究でまとめられた資料で,精密なカミキリムシの挿絵で,当時は昆虫博士になりたかったのだそうです。
昆虫も植物も,良く観察して正確に描くという点では同じとのことで,貴重な絵を披露してくださいました。
小学生の時にも自由研究をされていたそうなので,ぜひ拝見させていただきたいです。
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- 2月22日(土) セツブンソウが咲き始めました
- 登録室のuです。
岩礫地(W12)区で、セツブンソウが咲き始めました。
今週のトップページにもなっているこの写真は、
ボランティアさんが撮ってくださったものです。
渋い銀緑の葉、透き通るような萼、あざやかな葯と蜜腺の色彩が
この花ならではの味わいを醸し出しています。
今年は開花がいつもより遅い、という感覚があり、やはり寒いからかな?と
思っていたのですが、記録によると、3年前はさらに開花が遅かったようです。
まわりには、豆もやしのようなかっこうをした芽がたくさんあがっています。
一見わかりにくいのですが、目が慣れてくると、あっ、あっちにも、こっちにも、あるある!
来週以降はだんだん暖かくなりそうな気配、一斉に花開くかもしれません。
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- 2月16日(日) つくば蘭展まであと1か月!
- こんにちは。事務の松本です。
筑波実験植物園の希少な野生蘭コレクションを公開する
「つくば蘭展」まで、あと1ヵ月となりました。
3000をこえるコレクションから、会期8日間、200点を公開。
その200点は、毎日、栽培スタッフが選ぶ本日最高の美人たち!
なので、毎日来ても新しい出会いがあるのです。
ランのバックヤードにお邪魔した時に見た
色も形も、「えぇ!!」と思うような花たち
Sさんが、「だからランはやめられない」と言うのも納得です。
スタッフブログも、しばらく蘭展情報多めで
お送りしたいと思います〜
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つくば蘭展 3月16日(日)〜23日(日)休園なし
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2014/03orchid/download/orchid2014.pdf
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- 2月15日(土) 30回目の植物画コンクール
- 登録室のuです。
2月10日のブログでも紹介されている通り、ただいま
「植物画コンクール入選作品展」を開催しています。
筑波実験植物園は去年10月で開園30年を迎え、植物画も今回で
ちょうど30回となりました。
本展示では、これを記念して、過去の大臣賞、館長賞、園長賞受賞作品の画像や、
これまでの応募点数、人気の高い題材などをモニターで紹介しています。
あわせてごらんください。
また、2月22日(土)には、「植物博士のギャラリートーク」と題して、
研究員が植物画の鑑賞ポイントなどについてお話しします。
11:00〜11:45、14:00〜14:45の2回、予約不要、質疑応答時間もあります。
植物画に興味がある方、参加してみませんか?
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- 2月14日(金) 悩ましい!
- こんにちは。事務の松本です。
「ちょっとね、ここ変えたの!」と温室のこばやんが
教えてくれた場所。
「・・・。」
あまりに、見事に自然体で
景色になじんでいて…
ごめんなさい。。気がつけなかったのでした。
リピーターの方は気が付くかな?!
より自然体に、植栽する
そして、植物のメンテナンスの機材などは
できる限り目立たないように、
お客様の見学を邪魔しないように…と
ある工夫をしてあります。
「気がつかれない」ことは、その技術がすごいのだけれど
工夫していることが気がつかれないのも、なんだか惜しい!!
園内のあちこちに
たくさんあるんだろうなあ。植栽スタッフのみぞ知る!
密かな工夫。気づいてほしいけれど、気づかれないほうがよいこと。なんとも悩ましいできごとでした。
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- 2月12日(水) コンコンコンコン…
- こんにちは。事務の松本です。
プロムナードを歩いていると、頭上で音がします。
コンコンコンコン……コンコンコン…
音の先をたどると小鳥が、幹に穴をあけて、開けた穴に
じっとしているのが見えました。
鳥の先生、濱尾先生におみやげ写真を見せたところ
「コゲラですね」とのこと。一年中植物園にいて、昨年は来園者駐車場脇の木で繁殖もしていたそう。
植物に鳥に、虫に、教えてもらうと
見える世界がどんどん増えて、
ちょっと歩くだけでも楽しくなります〜
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- 2月11日(火) ヒスイカズラ
- こんにちは。
事務のIです。
2月5日調査の「みごろの植物」で「ヒスイカズラつぼみがつきました」のコメントを発見。
今日,水生植物温室に見に行ってきました。
咲いてました!
毎年私達の目を楽しませてくれるヒスイカズラ。
熱帯雨林温室はまだつぼみがみられないようですが,こちらも楽しみです。
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- 2月10日(月) 第30回植物画コンクール入選作品展
- こんにちは。
事務のIです。
2月4日(火)から第30回植物画コンクール入選作品展を開催しています。
小学生の部,中学生高校生の部,一般の部の3部門に分かれ,どの作品も素晴らしく,今年も例年に負けないくらいの力作揃いです。
会期は2月23日(日)まで。ぜひご来園をお待ちしております。
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- 2月9日(日) 雪が好きな植物?
- 奥山です。
本日は関東地方で数十年に一度という大雪でした。ご来園された方にはいつもと全く違う植物園の景色をご覧いただけたと思います。
さて、写真はなんでしょう?これは、寒い地域に生える貴重な植物たちを集めたバックヤードの一角です。
実はこの植物たち、寒い地域出身なのに、寒さに弱いのです。(もちろん暑さにも弱いです。)それというのも、この植物たちが本来生きている自然の環境では冬は厚く積もった雪がバリアーになって、冷たく乾いた風から身を守れるからなのです。
と、いうわけで、この絶好の機会を逃さぬよう、ひと頑張りしてみんな雪に埋めてしまいました。
雪解けの日まで、しばし、おやすみなさい。
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- 2月8日(土) ウサギの足跡
- こんにちは。事務の松本です。
園内で、鳥の調査を行っている濱尾先生から
先日雪が降ったときのおみやげ写真が届きました。
中央広場を走るウサギの足跡、です!
ちょっとたどってみたい気持ち…どこまで続いていたのかな〜
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