植物名 |
アヤメ(ハナアヤメ) |
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学 名 |
Iris sanguinea Hornem. var. sanguinea |
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科 名 |
アヤメ Iridaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
多年草。外花被片の模様はよく似たノハナショウブやカキツバタと区別する特徴ともなっている。6月になると全国いたるところで“あやめまつり”が催されるが、この“あやめ”の多くは実際はノハナショウブから改良されたハナショウブである。湿った所は好まない。 |
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研究者ノート |
葉には裏表があるのがふつうだ。光合成する葉緑体は表のほうに集まり、二酸化炭素・酸素の出入り口である気孔は裏にある。リョウメン(両面)シダなど、うらおもての区別がつきにくい種類もあるが、ほとんどは簡単に違いがわかる。ところが、アヤメやショウブの葉は裏表がないばかりか、葉の縁が刀のように内外を向いている。そのため、刀剣葉と呼ばれている。ネギの葉も含めこのように裏表のない葉を一面葉と呼んでいる。(加藤雅啓) |
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自然分布 |
北海道・本州・四国・九州の丘陵地のやや乾燥した原野に自生する。 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
観賞用に栽培されていることが多く、たくさんの園芸品種が存在する。 |
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名前の由来 |
名前は外花被片の基部に綾になった虎斑模様によることと、平行状の葉脈が文目(あやめ)であることに由来している。 |
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園内区画 |
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