植物名 |
モモタマナ(コテバシイ, シマボウ) |
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学 名 |
Terminalia catappa L. |
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科 名 |
シクンシ Combretaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
海岸近くに生える、高さ25mの半落葉性の高木。径1mになり、小枝は太く、水平に輪生し平らな樹冠を形成する。葉は枝端に互生し、長さ20-25cm、革質で、倒卵形、全縁で、落葉前に紅葉する。葉腋から穂状花序を出し、白色で花弁のない小さな花を咲かす。花序は長さ8-16cmで、その下方に雌花を、上方に雄花をつける。果実は扁楕円形で長さ3-6cm、両側に竜骨状の突起があり、帯緑色または帯赤色、果皮は繊維質で内果皮はかたく、海水に浮かんで漂流する。 |
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自然分布 |
琉球(沖縄以南)・小笠原、台湾・中国大陸(南部)・ヨーロッパ・アジア・アフリカ・オーストラリア大陸・ニュージーランド・ニューギニア及びその周辺島嶼部の熱帯 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
熱帯では街路樹または庇蔭樹として広く栽培され、果実Country almondは割ってから中身を炒って食べるとラッカセイに似て美味である。また南方では大材からカヌーを作る。果実はタンニン含有で黒色染料に用いる。マレーシア地域ではお歯黒のような歯染めに使われた。 |
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名前の由来 |
モモは桃。タマナはタヒチ語でオトギリソウ科のテリハボクを意味するTamanuからきている。小笠原のアメリカ系住民はモモタマナをシータマナと呼ぶ |
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園内区画 |
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