植物名 |
ハンノキ(ソロバンノキ, ハノキ) |
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学 名 |
Alnus japonica (Thunb.) Steud. |
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科 名 |
カバノキ Betulaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
湿った土地に生える、高さ15-20mの落葉高木。樹皮は暗灰褐色で細かく割れ、はがれる。葉は卵形状長楕円形で、鋸歯があり、やや革質、表面は無毛で、裏面は始め毛があるが後に無毛となる。雌雄同株で、葉の出る前に、前年枝の先に2-5花の雄花がつき下垂し、雄花の花序より基部の葉腋から1個ずつ雌花がつく。果穂は長さ1.5-2cmの楕円形。堅果は扁平で、両側に狭い翼がある。 |
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研究者ノート |
チョウをはじめとする昆虫の幼虫の多くは、限られた植物だけを食べて成長することができます。アゲハチョウとミカン、モンシロチョウとキャベツの関係でおなじみですね。 |
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自然分布 |
北海道・本州・四国・九州、中国・アジア(東北部) |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
川などの護岸目的で水辺に植栽されることが多い。肥料木としての効果もある。材は建築材や器具・家具材などに、樹皮や球果を染料やタンニンをとる原料として利用する。 |
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園内区画 |
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「おすすめ」 |
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