植物名 |
ハンゲショウ(カタシログサ) |
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学 名 |
Saururus chinensis (Lour.) Baill. |
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科 名 |
ドクダミ Saururaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
水辺に白い根茎を伸ばして群生する多年草。臭気がある。花どきに花序に近い葉の下半分が化粧をしたように白くなる。これは、あまり目立たない花の代わりに昆虫を寄せるためだといわれている。 |
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研究者ノート |
名は花どきに花序に近い葉の下半分がお化粧をしたように白くなるところからつけられました。カタシログサ(片白草)の別名もあります。花の近くの葉が白くなるのはあまり目立たない花の代わりに昆虫を寄せるためだといわれています。このように葉の白くなる植物は日本では他にマタタビやミヤママタタビがあります。(岩科司) |
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現場の目 |
6月上旬:つぼみがあがるのと同じ頃に葉の基部が白くなり始める。6月下旬:花は満開、葉の白く変色した部分は最も広く白さも際立つ。7月下旬:種が出来始めると葉の白さもぼやけ始め、次第にもとの緑に戻る。(二階堂) |
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自然分布 |
本州・四国・九州・琉球/朝鮮・中国・フィリピン |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
茶花として利用される。中国では全草や根茎を薬用として水腫や解毒、脚気に日本では民間で利尿剤とする。 |
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名前の由来 |
花どきに花序に近い葉の下半分が化粧をしたように白くなることから。 |
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園内区画 |
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