植物名 |
ハマギク |
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学 名 |
Nipponanthemum nipponicum (Franch. ex Maxim.) Kitam. |
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科 名 |
キク Asteraceae/Compositae |
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旧科名 |
キク ASTERACEAE |
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園内の花 |
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解 説 |
日本の野生菊でもっとも大きな頭状花をつけるハマギクは径約6cmの大きな白花(頭状花序)をつける海洋植物。海食崖では2-3mの懸崖作りとなって、畑に植えると1mほどの丸い盆栽状になり、満開に咲いたときはみごとである。クリサンテムム属を細分して、日本特産の一属一種のハマギク属とする場合もある。いずれにしても染色体基本数は9だが、最小の染色体に付随体があり特徴的である。 |
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研究者ノート |
ハマギクは野生菊としては径約6cmの大きな白花(頭状花序)をつける海岸植物で、青森県から茨城県まで分布しています。学名にはクリサンテムム・ニッポニクムが使われることがあり、これは「日本の菊」の意味。海食崖(かいしょくがい:波などの侵食でできた切り立った崖)では2~3mに垂れ下がって咲いて、畑に植えると1mほどの丸い盆栽状になり、満開に咲いたときはみごとです。クリサンテムム属を細分して、日本特産の一属一種のハマギク属とする場合もあり、科博ではハマギク属(ニッポナンテムム)を用いています。いずれにしても染色体基本数は9ですが、最小の染色体に付随体があり、特徴的です。(松本定) |
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自然分布 |
本州(青森県-茨城県日立市太平洋岸) |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
○ | 筑波山分布 |
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利 用 |
栽培しやすいので、観賞用に多く植えられている。 |
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名前の由来 |
浜に生えるキクの意味。学名の「クリサンテムム・ニッポニクム」は「日本の菊」の意味。 |
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園内区画 |
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