ハマナシ(ハマナス)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ハマナシ(ハマナス) 

学 名

Rosa rugosa Thunb. 

科 名

バラ Rosaceae 

園内の花

解 説

海岸の砂地に生える落葉低木。高さ1~1.5mになる。園内の海岸性砂礫地区画に植栽されたものは5月の中・下旬が花の最盛期。花は紅紫色で径5-8cm、小さなトゲを密生する枝の先端部に1~3個つく。花には芳香がある。開花後2~3か月で真っ赤な果実をつける。 

自然分布

北海道、本州(南は太平洋側は茨城県、日本海側は島根県)、アジア東部の温帯・亜熱帯 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木、鉢植え、花材。果実にはビタミンCが多く食用になる。根にはタンニンを含み染料となる。花弁を乾燥させた生薬は胃痛、下痢止め、月経過多に用いられる。花からは油をとって香料に。 

名前の由来

ハマナスの名で知られるが、これは東北地方でなまってできた呼び名といわれる。ナシに似た果実であることから。 

園内区画

砂礫地植物(海岸性)温帯資源植物 中央 

「おすすめ」
登場回数

18

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花
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撮影場所
砂礫地植物(海岸性)
撮影日
2006.5.26
撮影者
佐藤絹枝