カマツカ(ウシゴロシ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

カマツカ(ウシゴロシ) 

学 名

Pourthiaea villosa (Thunb.) Decne. var. laevis (Thunb.) Stapf 

科 名

バラ Rosaceae 

園内の花

解 説

落葉樹。葉はやや小型で広倒卵形または狭倒卵形で急鋭尖頭。幼時のときある毛は徐々に無くなる。花序は無毛またはほとんど無毛でやや小型。 

現場の目

別名をウシゴロシ(牛殺し)とあります。これは昔、農作業で牛を使う際、鼻に穴を開けて鼻木にしたことや、牛をこの木で殴って肉を食べたともいわれます。そのくらい硬くて丈夫なので鎌の柄に使用されるようになりました。それがカマツカ(鎌柄)の名の由来です。ズミに似て白い花が咲き、秋には赤熟した実のなる木には似つかわしくない別名がつけられたものです。(中野好基) 

自然分布

本州・四国・九州の丘陵地に普通。 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

名前の由来

丈夫なので鎌の柄に使用されるようになったため。 

園内区画

低木林(高地性) 

「おすすめ」
登場回数

5

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果実
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果実

撮影場所
中央広場
撮影日
2007.11.3
撮影者
佐藤絹枝