植物名 |
マルバサツキ |
||
---|---|---|---|
学 名 |
Rhododendron eriocarpum (Hayata) Nakai var. eriocarpum |
||
科 名 |
ツツジ Ericaceae |
||
園内の花 |
|
||
解 説 |
丘陵地の低地林中に生え、サツキツツジに似ているが、枝は広がり、よく分枝する。葉柄、葉の裏面は中脈とともに伏剛毛がある。葉は楕円形、または夏季の葉は倒卵形で、ふつう越冬し、やや硬い。枝先に1-2個の、ろうと形で径4-5cm、赤色または帯朱赤色の花を付ける。花冠は5裂し、内側に濃い斑点と白色の短い毛がある。 |
||
現場の目 |
日本産の野性サツキはサツキ、オタクミツツジ、マルパサツキの3種があります。マルパサツキは花色、花形に変異が多く、花弁も剣弁、丸弁、剣弁と丸弁が混じった固体があります。また花色も濃淡の差があります。実生するとさまざまな変化が現れ、マルパサツキとは思えないような固体も出ます。暖地性でありながら寒さに強く、関東地方では戸外で越冬します。(中野好基) |
||
自然分布 |
九州(沿岸島嶼・屋久島・種子島) |
||
絶滅危惧ランク |
|
||
日本固有 |
- | 筑波山分布 |
- |
利 用 |
観賞用 |
||
園内区画 |
|||
「おすすめ」 |
1 |