筑波実験植物園

閉じる

こんにちは植物園です

<<前年 | 翌年>>

<< 2020年10月 >>

10月25日(日) 企画展「きのこ・カビ・酒」10月24日(土)から始まりました!
例年開催しております「きのこ展」ですが、今年は「きのこ・カビ・酒」と題しまして、世界に類を見ないほど日本人が高度に発展させたカビ(特に麹菌)による食品の多様性(酒、味噌、醤油等)および他国とはかなり異なる嗜好など、他国との比較を通じて日本の菌を利用した食文化に焦点をあてて開催しております。

人気の野生きのこや栽培きのこは多目的温室で展示しています。きのこ食・カビ食・地衣類食文化の紹介、きのこ画コンテスト応募作品、アート作品の展示については、研修展示館1F〜3Fをご覧ください。

ぜひ、ご来園をお待ちしております🍄

 ※当園では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、建物内の換気、アルコール消毒液
  の設置などの対策を行っておりますが、お客様のご来園に際しましても、マスクの着用、
  入園前の検温、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保にご協力をお願いいたしま
  す。

ページトップへ

10月21日(水)  *11月3日(火・祝)無料入園日* はオンラインによる事前登録が必要です
11月3日(火・祝)文化の日は無料入園日となっておりますが、当日のご入園には、オンラインによる事前登録が必要です。

植物園ホームページの 「【事前登録】11月3日(火・祝)無料入園日」からご登録ください。
(10月30日(金)16:30まで受付)

なお、11月3日は、企画展「きのこ・酒・カビ」の最終日となっております。
たいへん混雑が予想されますので、ご来園の際には公共の交通機関のご利用にご協力をお願いいたします。

ページトップへ

10月16日(金) 旅する蝶・アサギマダラに出会いました。
こんにちは。登録室のTです。
カツラが黄葉しカラメルのような甘い香りが漂う植物園は、日ごとに秋の深まりを感じさせてくれます。そんな園内で、今月私は2回、アサギマダラに出会いました。一度目は、10月3日、メスのアサギマダラがサザンカの花の蜜を吸っていたところに、スズメバチがやってきてアサギマダラを追い払うシーンを目撃しました。二度目は10月12日、フジバカマの花の蜜を吸うオスのアサギマダラでした。触れられるくらい至近距離なのに逃げる気配もなく、花から花へ優雅な飛翔をみせてくれました。

春は北上、秋は南下、海を渡り、山を越えあの小さな体で1500キロ〜2500キロも移動するアサギマダラは、その旅の途中で世代交代するそうです。私の出会ったアサギマダラたちは、翅の傷みがない夏生まれの新世代と思われます。これから遥か南を目指す長距離旅行の途中、栄養補給に立ち寄ってくれたのでしょうか。とにもかくにもBon voyage!

ページトップへ

10月7日(水) 秋の鳥たち
動物研究部の濱尾です。
秋の色が濃くなってきた植物園ですが、鳥の様相も夏とは変わってきました。

林の中では、山から下りてきたカケスが鳴き、南方に渡る途中に立ちよったキビタキやエゾビタキが虫をさがしています。冬鳥の渡来にはまだ少し早いのですが、今日は早くも池にオシドリが来ていました。
そのほかにも今朝は、カワセミ、カルガモ、アカゲラ、コゲラ、モズ、ヒヨドリ、メボソムシクイ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどが見られました。

植物園はいろいろな環境が適度に入り混じっていて鳥が多く、また非常に見やすいところです。
どうぞ植物園で秋の鳥もお楽しみください。

ページトップへ

copyrights