<<前年 | 翌年>>
<< 2017年11月 >>
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 11月24日(金) つくば蘭展、26日(日)まで!!
- こんにちは、事務のMです。
初日から多くのお客さまにご来園いただいておりますつくば蘭展ですが、
あっという間に26日の最終日が近づいてまいりました。
今回の目玉である写真家・自然ジャーナリストの山口進さんの写真展の会場は研修展示館1Fです。
昆虫とランの共生関係が、大迫力の美しい写真とともにわかりやすくパネル展示されています。
個人的にはリザンテラという、オーストラリアで見られるランが衝撃でした。
こんな美しい花が地中に埋まっているなんて・・・!解説を読むとまだまだナゾが多いようです。
実際発見したら、宝物を見つけたように大興奮するだろうなあと想像してしまいました。
世界各地でいろいろなランと昆虫の共生について取材し、撮影されてきた山口進さんの講演会
「蘭を愛する虫 虫を惑わす蘭」は、25日(土)10:30〜12:00、研修展示館3Fで行われます。ぜひお越しください。
また、同じフロアにある映像コーナーでは、
バケツラン開花の瞬間を捉えた早送り映像も見られます。
まるでタマゴからパカっと生まれるような?驚きの映像・・・これは必見です!
変わった形で、昆虫に巧みな罠をしかけるバケツラン。
撮影コーナー(研修展示館1F入口左手)ではその昆虫(ミドリシタバチ)の気分になって、
バケツランのなかに入り込んだような写真を撮ることができます♪
いつの間にか付いている設定の花粉も背中に背負って記念にどうぞ!
また、今年も例年と同じく、熱帯資源植物温室ではつくば洋蘭会や水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの力作の数々が、
多目的温室では当園が保有する野生の蘭コレクションが所狭しと並べられています。
26日(日)10:30〜12:00、研修展示館3階にてつくば洋蘭会会員の方による
フォーラム「温室なしでランを育てるさまざまな工夫」が行われますので、
ご興味のある方はぜひご参加ください!
他にも、多目的温室では、展示しているランの花言葉を考えてみるコーナーや、ランの香り人気投票、
カンランの香り成分体験コーナーなどもございます。
比較コーナーではタッチパネルを使い(使い方を説明するスタッフがついています)、
カンランの香りの元となる3種類の香りをそれぞれ楽しむことができます。
ランは写真でも楽しめると思いますが、実際お越しいただかないとできないようなこと・・・
色々な香りを楽しんだり、小さな花はルーペでのぞいてみたり。
ぜひそういったことを体験していただきたいと思います。
最後に、多目的温室で1番注目を浴びているのは、すでに新聞やニュースでも報道されておりますとおり
79年ぶりに再発見され開花に成功した、小笠原諸島固有の希少なラン・シマクモキリソウ。
小さいながらも存在感たっぷり。素敵な花を順調に咲かせております。
展示は26日までとなっており、以降はお目にかかれませんので
皆さまのご来園、ぜひお待ちしております!
*また、前回のブログにもアップされていますが、26日はつくばマラソンと日にちが被っております。
お越しの際は交通情報にご留意ください。
|
ページトップへ
- 11月24日(金) つくば蘭展最終日は、近隣でマラソン大会があります
こんにちは、スタッフの奥村です。
連日大好評の『つくば蘭展』も、残り3日となりました。
『つくば蘭展』最終日の11月26日(日)にご来園をお考えの皆様に、お知らせです。
同日、つくば市内では『第37回 つくばマラソン』が開催予定です。
植物園すぐ近くの筑波大学がスタート地点になっている他、市内の道路で交通規制がかかる時間帯がございますので、
お車でのご来園をお考えのお客様は、『第37回 つくばマラソン』の公式HPで交通規制情報をご確認の上、お時間にゆとりを持ってお越しいただければ幸いです。http://www.tsukuba-marathon.com/
皆様のご来園をお待ちしております。
ページトップへ
- 11月18日(土) シマクモキリソウ開花!
- 11/16に開花しました!小笠原諸島に固有の極めて希少なランで、確実な標本は1939年以降なく、絶滅が危惧されていました。図鑑をみても花の写真はなく、花を見たことのあるご存命の方は一昨日までいなかったのではと思います(いたらぜひお知らせいただきたいです)。私もまさか見られるとは思っていませんでした。
花は脈や基部が濃紫色で上品な雰囲気です。このグループが好きな方は絶対に見たいことでしょう。クモキリソウと名前がついていますが、花の形態はクモキリソウではなくスズムシソウによく似ており、花の大きさもスズムシソウと同じか、やや小さいくらいです。遺伝的には他のいずれの種とも異なるので、小笠原諸島で長く隔離されていたと考えています。父島ではすでに絶滅した可能性が高く、南硫黄島でひっそり生き残っていたと思うと、非常に感慨深いです。
ラン展期間中(2017.11.19-26)に展示します。この機会にぜひどうぞ!
南硫黄島で株を発見された首都大や東京都などの調査隊のみなさま、そして開花まで慎重に管理してくれた温室スタッフのみなさま、素敵な花にめぐり合わせてくれて、本当にありがとうございました。
堤でした。
ページトップへ
- 11月10日(金) 自然の輝き・アカスジキンカメムシ(幼虫)
- こんにちは、事務のMです。
つくばではようやく秋の長雨や週末台風を経て、
紅葉も進み、秋らしい気持ちの良い天候が多くなってきました。
そのようななか園内を歩いていたところ、アキグミの実がなっており
写真を撮っていたら視界の隅でゆっくり動く昆虫が・・・
この特徴のある模様。アカスジキンカメムシの幼虫だ!
昨年、園の外で同じ昆虫が足元にいるのを見つけたことがあり、なんだろうと思って
昆虫に詳しいO研究員に聞いたところ、アカスジキンカメムシの幼虫だということを教えてもらいました。
そのときは「丸っこくてかわいいな〜模様が人の顔みたいで面白いな〜」と思いましたが、
見た目に関してはシンプルな白黒のツートンカラーと思い込んでいました。
それが、秋の昼下がりの日差しを浴びて、背中が全体的にメタリックにきらきらと、触角は虹色に輝いています。
なんともきれいで、しばらくまじまじと見入ってしまいました。
(この写真ではなかなか輝きがうまく伝えられないのがもどかしいところです。。)
昨年見つけたときは日差しがなかったのもあるのか、
こんなにきれいに輝いて見えるものと思っていなかったためとても驚きました。
成虫は実際まだ見ていませんが、調べてみるとこちらこそ名前のとおり緑と赤のとても美しい色合いです。
子どもと大人でまるで別人のようですが、それぞれに魅力的。
成虫もぜひ見つけてみたいものです!
ページトップへ
- 11月2日(木) ツワブキが咲き始めました
こんにちは、スタッフの奥村です。
今年も園内でツワブキが咲き始めました。
秋の木漏れ日の中で、ひと際目立つ鮮やかな黄色い花がなんとも美しいです。
11月2日発行の「みごろの植物第766号」でもツワブキが紹介されている他、
園の入り口教育棟でも、「11月の植物」としてツワブキのぬり絵をお楽しみいただけます。
秋晴れの植物園を散策の際には、ぜひツワブキの様子もお楽しみください。
H1(温帯資源植物 東)区画の他、W8(砂礫地植物 海岸性)区画などでもご覧いただけます。
※また、つくば蘭展期間中は、ぬり絵コーナーをお休みさせていただきます。ご了承ください。
ページトップへ