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- 4月21日(火) ゾウコンニャク
- こんにちは!スタッフの永田翔です。
前回のノウサギに続いて出てきたのはサトイモ科の植物のゾウコンニャク!
土の中にあるイモの形が象の足に似ていることからゾウコンニャクと呼ばれます。
学名は「Amorphophallus paeoniifolius」と書きます。
筑波実験植物園で2度も咲いたショクダイオオコンニャクも同じサトイモ科です。
ショクダイオオコンニャクの学名は「Amorphophallus titanum」で、同じコンニャク属の植物です。
今回のゾウコンニャクの花全体は直径40cm, 高さ30cmくらいの大きさです。
当園では2m70cmになったショクダイオオコンニャクよりずっと小さいですが、美しさや、可愛い感じ、なんかちょっと怖い感じを絶妙にあわせもっていて凄く惹かれる花だと感じました。
中央にある付属体は丸まっていてかわいらしく、ねもとには雄花や雌花がたくさん見えます。
そして臭い!いや、臭いだけでは表現できません。
色々な匂いの記憶を思い起こさせる強い独特の匂いですね。
いつでも見られるわけではないので、皆様にお見せしたくて撮影してきました。
細部の表情が多様でずっと見ていても飽きません。
この事はショクダイオオコンニャクを見た時も感じました。
なんでこういう形?なんでこういう色?
撮影しながら色々疑問がわいてきて、悠久なる進化の時間に想いをはせすぎました。。。
当園では「こんにゃく」の原料になる、同じコンニャク属の「コンニャク」が、「温帯資源植物 東」エリアに植えてあり、芽が出てきています。
開花したらこのブログでお知らせしますので、見比べるのも面白いですよ。
ゾウコンニャクは日本ではたいへん珍しい植物です。しかし、仲間は家庭料理に使われるくらいとても有名な植物。
是非間近で観察してみてください、こんにゃくを食べる時、また違った感覚が味わえるかもです。
場所は熱帯雨林温室の1F、巨大な葉を展開しているショクダイオオコンニャクの横にあります。
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- 4月17日(金) 新緑とノウサギ
- こんにちは!スタッフの永田翔です。
雨がふったりはしていますが、だんだんと暖かくなってきましたね。
暑いと感じるときもあるぐらいです。
植物園では長い冬から目覚めた植物たちがどんどん芽吹いてきています!
この短いタイミングの新緑をWEB植物図鑑の写真に追加したくて激写していると
いきなりガサササ〜!と遠くに逃げる物体が!
目を凝らしてみるとノウサギです!かわいい。
すぐに持っている望遠レンズで観察&撮影に成功しました。
なんか毛が生え変わっている途中のようにも見えますがどうなんでしょうか?
今の植物園はとても過ごしやすくて色々な発見があります。
植物はもちろんですが、昆虫、動物などの観察も面白いですよ〜
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