筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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6月29日(土) ヒメガマ開花
登録室のuです。

ガマの仲間のひとつ、ヒメガマの花が咲き始めました。
苞がはずれ、顔を出したばかりの細長い部分に、黄色い新鮮な花粉が
たくわえられています。
その下にはめしべが密集していて、まだ細くて白いですが、秋になると立派な
「がまの穂」に変わります。
がまと言えば、「因幡の白うさぎ」。
皮を剝がれたうさぎがつけたのは、この花粉なんですね。
なるほど、これなら傷口をやさしく包んでくれそうです。
実際に、ガマの花粉は昔から止血剤として使われているそうです。
W13水生植物区、W8砂礫地(海岸性)で見られます。

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6月13日(木) まるまる、つやつや
登録室のuです。

サバンナ温室で、フルクラエア・フォエティダという植物がむかごをつけています。
舌をかみそうな、あまりなじみのない名前ですが、リュウゼツランの仲間で、
コスタリカ〜南アメリカ北部が原産です。
去年11月、見ごたえのあるクリーム色の花を咲かせてから約半年。
花に代わって、緑のうさぎのようなむかごがいっぱいです。
多くのリュウゼツランと同じように、花を咲かせた株は枯れてしまいますが、
地面に落ちたむかごから、新たな株が育っていきます。
二つに切ってみると、葉が重なって玉ねぎのよう(写真右)。
そのまま放っておいてもどんどん育ちそうな、強いエネルギーが感じられます。
繁殖力が高く、侵略的外来植物として警戒されているそうです。

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6月11日(火) お仕事見学
こんにちは。事務の松本です。

わさわさ生い茂っていたシラカシが
すっきり姿に!
屋外植栽担当のお二人が、木に登って作業中です。

日中、私は事務室での仕事が多いので
植栽担当の皆様のお仕事を拝見する機会が少なく
ちょっと感激のひとときでした。
瞬時に切る枝を決め、みごとなはさみさばき
みるみる、丸く整えられていく様子…/

すてき!!

植栽担当チームは
屋外担当、温室担当、圃場担当にわかれています。
みなさん植栽管理、育成から企画展設営まで幅広いお仕事。
いろんな仕事、ご紹介していきたいと思います〜

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6月10日(月) いざ出陣
こんにちは。事務の松本です。
土日に、園内でカラスの雛が巣から落下し、
広葉樹林帯から温帯性針葉樹林帯の境界付近で
親ガラスが、近づいてくるお客様に向かって飛んできて威嚇をしてくることがあり
皆様にご迷惑をおかけしております。現在、周辺を警戒調査中です。
シジュウカラ調査でたびたびブログに登場してきた鳥の先生に、ご相談したところ
現場を見て対策をとりますとのこと。
「紙袋をください」と先生がおっしゃるので、なにか道具をもっていくのかと思いきや、変装に使うとのこと!カラスに顔を覚えられないようにするためだそうです。

少し、日がたち、カラスも落ち着いてくると思いますが、ご来園の際には、園内の注意表示に気を付けてご見学ください。

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