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- 4月30日(金) 私の植物ここがすごい(奥山研究員)-チャルメルソウの秘密のメッセージ-
- 花を見つけることにかけては超一流のマルハナバチですら知らん顔のじみーなチャルメルソウの花。でもこのミカドシギキノコバエだけは、毎年間違いなくチャルメルソウの不思議な呼びかけに応じて颯爽と現れ、受粉を助けてくれます。
これだけ決まった相手にメッセージを送れる花はそうそうありません。
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- 4月29日(木) 私の植物ここがすごい(大村研究員)-ハイイロキゴケ Stereocaulon vesuvianum Pers.-
- 噴火跡地の露岩上などに見られるハイイロキゴケは地衣類の仲間です。一つの体のように見えますが、実は全く異なる3つの生物によって構成されています。それらは、菌・緑藻・ラン藻で、なんと生物界まで違うのです!
共生によって特殊な構造体や化学成分を作り、厳しい環境にも適応しているのです。
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- 4月28日(水) 私の植物ここがすごい(海老原研究員)-コケのようなシダ、ハイホラゴケ-
- 日本各地の沢沿いで,薄暗い岩の上などに生育します。この“シダ”は,雑種の個体ばかり見つかってその親はほとんど見つかりません。その秘密は,見えないほど小さな前葉体(配偶体)が雑種の親になっていたからなのです。
このシダの変な生き方のおかげで,私は博士号がとれました。
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- 4月27日(火) 私の植物ここがすごい(岩科グループ長)-ヒマラヤの青いケシ、メコノプシス-
- ヒマラヤ山脈を中心に分布するメコノプシス属植物は“ヒマラヤの青いケシ”としてよく知られています。私の知る限り、空の色に最も近い究極の青い花のひとつです。
ところが、この花に含まれているのは、カエデの紅葉に含まれているのと同じ仲間の赤い色素で、その発現の仕組みについてはまだよくわかっていません。
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- 4月26日(月) 私の植物ここがすごい(秋山研究主幹)-Saxifraga saginoides-
- 標高4000mを越える高山に生えている。
空気がうすく、気温も低い環境で花を咲かせる。草丈わずか数センチと小さく、花が咲いていないとコケ植物と見紛う。
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- 4月23日(金) タチネコノメソウ
- 奥山です。
京都市貴船のネコノメソウ、3番目はタチネコノメソウ(Chrysosplenium tosaense)です。
今までで最も目立たない、繊細な種です。花の周りの葉もほとんど着色していませんが、それでも植物体全体で一輪の花の姿になっているように私には思えます。
ネコノメソウの仲間の花を訪れ、花粉を運ぶ昆虫についてはほとんど何も知られていません。このひっそりとした姿は、どんな昆虫へのメッセージなのでしょうか?
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- 4月22日(木) 植物研究部オープンラボB
- 今年のオープンラボもお陰様で大盛況となりました。
お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
日頃疑問に感じている植物やキノコ、カビ、シダなどについての
ご質問にもできるだけ対応させていただきました。
来年も開催しますので、ぜひご来場お待ちしております。
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- 4月21日(水) 植物研究部オープンラボA
- 入り口を入ると正面の壁には「私の植物ここがすごい!!」と題して
先生方のとっておきの写真が17枚飾ってありました。
どの写真がいいか人気投票です。
さて結果は…
第1位 ヒマラヤの青いケシ「メコノプシス・ホリデュラ」(岩科)
第2位 タマウラベニタケ[玉裏紅茸](保坂)
第3位 ヒマラヤナンジャモンジャゴケの胞子体発見(樋口)
となりました。
投票してくださった皆様、ありがとうございました。
この17枚の写真と解説は、今後このブログで順次紹介していきますのでお楽しみに!
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- 4月20日(火) 植物研究部オープンラボ@
- 事務のIです。
今日から連続3回でお届けします。
4/18(日)、年に1回の科学技術週間で、植物研究部のオープンラボを
開催しました。
普段、調査などで不在の先生が多い中、この日だけは全員勢揃いです。
植物博士のスペシャルトークや、植物なんでも鑑定団、ミニ化石展示
海藻押し葉体験など、イベントも盛りだくさん。
大人気の標本庫ツアーと筑波実験植物園のバックヤードツアーは
すぐに定員いっぱいになってしまいました。
写真は地衣類標本の標本庫ツアーです。
皆さん地衣類博士の話に真剣なまなざしでした。
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- 4月19日(月) さくらそう展はじまりました
- こんにちは。事務の松本です。
4月8日のブログ「大量に作られたハート」の
特大サイズを発見!
これは・・・顔を入れて写真をとるんですね
さくらそう展は25日までです。
お見逃しなく!
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- 4月18日(日) 子どもいきいき自然体験フィールド100選
- 事務のIです。
筑波実験植物園は、自然体験活動ができる施設として、
茨城県の「子どもいきいき自然体験フィールド100選」
に指定されています。
さて、この看板はどこに設置されているでしょうか?
自転車や徒歩でご来園のお客さまは見つけやすいかもしれません。
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- 4月16日(金) ボタンネコノメソウ
- 奥山です。
京都市貴船のネコノメソウの仲間、2番目はボタンネコノメソウ(Chrysosplenium kiotense)です。
親指サイズのシロバナネコノメソウと比べると、大人の手のサイズくらいあってかなり大型ですが、かなり渋めの色をしているので注意して見ないと見過ごしてしまうかもしれません。
しかしよく見ると、大変面白いことに気づきます。ネコノメソウの仲間にはふつう花弁がありません。そのかわりがく片に色がついており、本種の場合は地味な赤茶色です。赤い部分の周りに鮮やかな黄色が見えますが、これは葉が着色したもので、これが花弁の役目を果たして昆虫をおびき寄せるのだと考えられます。
本種はやはり西日本に分布しており、関東地方では見ることができません。
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- 4月15日(木) 植物園ボランティア志望者の研修
- 事務のIです。
現在植物園はボランティアの方々に支えられています。
平成22年、新に植物園ボランティアとして活動して下さる方を
募集しました。なんと20名もの方々が応募して下さいました。
第1回目の研修では、植物園の活動にいついてのガイダンス、
実際の案内研修など、皆さんとても熱心に聞き入っていました。
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- 4月14日(水) シロバナネコノメソウ
- 奥山です。
お花見のシーズンも終盤ですね。
私はというと、チャルメルソウの開花シーズンなので、野外調査に大忙しです。今年は京都市貴船で重点的に、花を訪れる昆虫の調査しています。
貴船はチャルメルソウの仲間としてはチャルメルソウとコチャルメルソウの仲間の2種が生えていますが、同じユキノシタ科のネコノメソウの仲間は4種も生えていることに気づきました。なかなかふだん気に留めることの少ない植物ですが、この機会に順番に紹介していきたいと思います。
まずはシロバナネコノメソウ(Chrysosplenium album)です。ネコノメソウの仲間では最も鮮やかな白色の花をつける種です。ネコノメソウの仲間にはふつう花弁が無く、白い部分はがく片です。
苔むした岩場に生えていて、群生するとかなり目立ちます。関東地方を含む東日本には本種の変種、ハナネコノメが分布しています。親指くらいの大きさの、とてもかわいい植物です。
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- 4月13日(火) お花見しながらお弁当
- 事務のIです。
先週末は桜の花が満開で、ポカポカ陽気のお弁当日和でした。
椅子とテーブルで食べるお客さま、貸出のゴザで食べるお客様など
皆さんとても楽しそうで美味しそうでした。
ゴザは入り口の建物「教育棟」で貸し出しています。
大きめなので、特に小さなお子様がいらっしゃるお客さまには好評です。
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- 4月8日(木) サクラソウ展準備レポート
- こんにちは!
アルバイトの永田です。
今回はサクラソウ展準備について。
これからちょくちょくレポートしていきたいと思います。
4月17日から開催なので、色々な準備を詰めているところです。
そんな中、こちらの写真はハートを大量に作っているところです。
ハートはサクラソウ展ポスターやチラシにも採用されていて、
サクラソウの花弁をモチーフとしたものです。
サクラソウは合弁花なのでぴらっと外れたりはしないのですが、、、
これで当日、お客様を楽しませる事ができるかどうか、、
不安ですが、当日に向けてがんばりたいと思います。
ぜひ、ご来園ください!
サクラソウ展 4月17日(土)〜25日(日)webページへ
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- 4月7日(水) カメラは徹夜で働く
- 奥山です。
現在、絶滅危惧植物区のチャルメルソウの仲間が植えられている場所に、デジタルカメラが設置してあります。
ちょっと不格好ですが、カメラたちは数分、あるいは数十分という決まった間隔で同じ植物を同じフレームで撮り続けているのです。夜だろうが雨だろうがおかまい無しです。
何のため?それは、ゆっくりとした植物の動きをコマ送りで観察するためです。実際にやってみるとびっくり!思いがけず、チャルメルソウは一日の中でも生き生きと動いていることを知りました。
その成果の一部を、昨日から教育棟で展示しています。
これから随時、作品も追加していきます。
ぜひ「にょきにょき動く植物」をご覧あれ!
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- 4月4日(日) ヒスイカズラの実がなりました!
- 植物園の谷です
先日、「ヒスイカズラ」が盛んに咲いてますとお知らせしましたが、
今度は \\実が出来ました!//
まだ緑色の手のひらサイズです。
葉っぱに見え隠れしています。
見つけられますかーーーーーー?
このブログを読んでいる
★ あ ★ な ★ た !!
♪ 探しに来ませんか 〜♪
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- 4月2日(金) サバンナ温室の土壌入れ替え終了
- 育成管理の二階堂です。
2月1日から始まったサバンナ温室の土壌入れ替え、約140立米の客土を無事入れ終わりました!
通常の園内整備を行いながらの作業だったので長くかかりましたが、満足のいく仕上がりになりました。客土は軽石と炭を混合したもので、これだけの規模で使用したのはあまり例がないのではないかと思います。
次はいよいよ植え戻しと新植で、植物園にとってはこれからが本番の業務です。リニューアルオープンまであともう少し!
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