植物名 |
シロバナマンジュシャゲ |
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学 名 |
Lycoris x albiflora Koidz. |
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科 名 |
ヒガンバナ Amaryllidaceae |
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旧科名 |
ユリ LILIACEAE |
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園内の花 |
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解 説 |
形態はヒガンバナ似。花被片が反り返らない。葉も幅が広い。九州産については中国から導入されたという見解ともある。普通は不稔であるがまれに結実する。ヒガンバナとショウキズイセンとの自然雑種説もある。 |
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研究者ノート |
9月下旬のお彼岸のころ、当園の池の周辺に赤いヒガンバナに混とってシロバナマンジュシャゲが咲きます。両者とも種子ができず、鱗茎の栄養繁殖で増えています。種子ができない理由は、前者の場合は染色体数が2n=33で基本数11の3倍体のため、後者の場合はヒガンバナの2倍体種のコヒガンバナ(n=11 ; 11本のI形染色体)とショウキラン(n=6;5個のVと1個のI形の染色体)との雑種(2n=17; 5個のV十12個のI形の染色体)のためです。(松本定) |
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自然分布 |
人家に栽培される事が多いが九州と朝鮮(済洲島)に自生があるといわれている。 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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園内区画 |
温帯資源植物 西、圃場 |
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「おすすめ」 |
6 |