植物名 |
ヒツジグサ("カッパグサ, カメバス, コレンゲ等多数の別名が存在する。") |
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学 名 |
Nymphaea tetragona Georgi var. tetragona |
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科 名 |
スイレン Nymphaeaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
多年生の水草。地下茎は太く短い。葉は卵円形かあら楕円形で底着し,長さ8~19cm,幅5~12cm。花は白色で広披針形から狭卵形,6月から9月に咲く。花弁は8~15枚。果実は水中で成熟し萼に覆われている。 |
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研究者ノート |
スイレン科は今生きている日本の植物の中で最も原始的な被子植物であることは案外知られていません。かつてはモクレン科とかキンポウゲ科などが最も原始的であると考えられたことがあったが、最近の分枝系統解析からそうではないことがわかりました。ちなみに、世界で最も原始的な被子植物はニューカレドニアに固有のアンボレラです。(加藤雅啓) |
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自然分布 |
日本・ヨーロッパ・東アジア・インド |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
花は止血や鎮痛剤に利用できる。 |
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名前の由来 |
開花時期が昔でいう「羊の刻」つまり午後2時であることに由来する。 |
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園内区画 |
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「おすすめ」 |
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